マリオの庭4

    毎年のことだが、その年も植木屋は突然やって来た。

    引っ越してきたばかりのときは春と秋の2回剪定をしてくれたのだが、経費節減のためか、もう何年も夏の1回ですませるようになっていた。
    夏に刈ると一年もつが、垣根の花は咲かなくなる。そういう無神経な流れだったのだ。

    マリオは住人の私が植えたもので、もちろん一度も刈られたことがなかった。
    確かにそのときのマリオは2m×2mで、私もかなりもてあましていた。
    でもまさか私に無断で刈られるとは思わなかったのである。

    気がついたときには遅かった。
    マリオは80cm×80cmされていた。それも電気ノコギリでなで斬りで ある。光景は無残の一言であった。

    私はそれまで時代劇で、追い詰められた登場人物たちが愛する者を「敵の手にかけるくらいなら、我が手にかける」というシーンを納得できないよーそれは、 といつも見ていた。が、そのとき初めてその登場人物たちの気持ちがわかったのである。

    刈られたマリオ、その切り口と散乱した枝は、まさに惨殺死体だった。
    あんな姿を見るくらいなら、我が手にかけるよ、私だって。

    ま、あのときのことは、あんまり覚えていないし、思い出したくもない。

    とにかく、しばらーくマリオを見られなかった。枯れたらどうしようかとすら思った。秋も冬もブルーだった。ところが・・・。

    現時点(2004年夏)ではこのザマである。150cm×150cmまで回復した。枝は細いし、葉も薄いけど、ま、合格でしょう。というか久々に憂鬱である。

    でもマリオらしい。

    まぁ、いっかってとこで、めでたしめでたしの大団円なのであった。(おわり)





    <余談>
    で、その二年後がコレ↓である。

    マリオ2006/3/21-2
    (クリックでデカくなります。)

    ホントにバカとしか言いようのないヤツであったよ、マリオは。ははははは。(笑;;)




    <余談2>
    「我が手にかける」と言えば、コチラ↓でしょうか。



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     江戸時代史の謎ーー甲府宰相怪死事件の真相をつく!/血の音が響くクライマックス35分間の皆殺しシーン!/異常、興奮の集団サスペンス時代劇!!/江戸幕府四代将軍・家綱の世、幕府大老・酒井忠清は甲府宰相・綱重を五代将軍に推すことで政道をわがものにしようと企んでいた。ところが、この企みを知り彼の命を狙う一味があった。酒井は腹心の大目付・北条氏長に詮議させ、一味の逮捕に乗り出す。その捕縛者の中に、御書院番・新保平四郎がいた。それまで平穏に暮らしていた平四郎は同僚の中島を訳も分からず匿い、追手に新妻・加代を殺され、引き立てられたのだった。そんな平四郎をみやという女が助ける。みやは軍学者・山鹿素行の姪で、素行こそ、酒井の陰謀を破壊せんとする一味の頭領だった。一瞬にしてすべてを失った平四郎は、山鹿素行の仲間となり、やがて素行の計画のもとに巧妙な罠を仕掛け、綱重めがけてがむしゃらに剣を振るうー。/「十三人の刺客」で時代劇に新機軸を打ち立てた脚本・池上金男と監督・工藤栄一のコンビが、江戸時代史の謎・甲府宰相怪死事件の真相をえぐったサスペンス時代劇!二枚目スターとして活躍していた里見浩太郎が神保平四郎役に挑戦し、綱重暗殺に命を懸け、泥にまみれ、血にまみれながら壮絶な死闘を繰り広げるラストシーンを迫真の演技で魅せている。また平幹二朗、大友柳太朗、河原崎長一郎ら多彩なキャスト陣も見どころのひとつ。



    暗殺集団に参加する中の一人に、子だくさんの心優しい父親がいるんですよ。ホントに子煩悩でね。浪人してるから貧乏で生活も苦しいけど、家族みんなで仲睦まじく、それなりに穏やかに生きてる。だけど、最悪な人が次の将軍になったら世の中が滅茶苦茶になると思って、困難な暗殺計画に身を投じるんだよね。で、暗殺が失敗して自分の身元が発覚したら、幕府の最重要人物を襲うような天下の大罪人だから、一族郎党捕まって全員が見せしめのために処刑されるとわかっているので、妻と子供たちを手にかけてから暗殺に向かうのね。もともとは家族の幸せ、子供たちの将来のことを考えて、世を憂えて、この人は次期将軍候補の暗殺を考えるようになったんだと思うんだけど(随分昔に観たんで、もう詳しい内容は覚えてない。ゴメン。)、それが一番幸せにしたかった妻や子供たちを殺してから決行するようなものだなんて、なんか、「それは違うよ、お父さんっっっっ」と私は思ったね。そのシーンがたったワンシーンなんだけど凄くて、家族の死体をみんな綺麗に仰向けに布団に寝かせて、両手の指をきちんと組ませてね、顔に真っ白い布被せて、本当に見事に大切に取り扱ってるの。だけど、その長屋の部屋の障子はビリビリと破れ、壁一面、部屋全体に大量の血しぶきが飛んでてさ、どんなに凄惨な出来事がそこで、あの暖かだった家族団らんの間で起こったかを物語っていたんだよねー。そのお父さん役は、

    大坂志郎さん

    大坂志郎さんでした。前半の愛情あふれる優しいお父さん、そして、家族を手にかけた後のどこか虚ろな、それでいて時折見せる、一線を越えたことによるマジ「イッちゃってる」目つきの演技が、痛々しいというかスッゲー怖かったです。ホントに凄い役者さんでしたね。ううむ。












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