菅原文太氏が亡くなられた。享年81歳。


    菅原文太1



    菅原文太さんの妻・文子さん「小さな種を蒔いて去りました」
    2014年12月1日15時4分 スポーツ報知



     映画「仁義なき戦い」「トラック野郎」シリーズなどで知られる俳優の菅原文太(すがわら・ぶんた、本名同じ)さんが11月28日午前3時、転移性肝がんによる肝不全のため、東京都内の病院で死去していたことが1日、分かった。81歳だった。

     文太さんの妻・文子(ふみこ)さんが、東映を通じてコメントを発表した。コメントは以下の通り。

     「七年前に膀胱がんを発症して以来、以前の人生とは違う学びの時間を持ち『朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり』の心境で日々を過ごしてきたと察しております。
     『落花は枝に還らず』と申しますが、小さな種を蒔いて去りました。一つは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない無農薬有機野菜を広めること。もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ、荒野に戻ってしまわないよう、共に声を上げることでした。すでに祖霊の一人となった今も、生者とともにあって、これらを願い続けているだろうと思います。
     恩義ある方々に、何の別れも告げずに旅立ちましたことを、ここにお詫び申し上げます」




    ああ、健さんに続いて文太さんまで・・・・・。

    高倉健と菅原文太

    言葉がないですね・・・・。
    もうこの日本に健さんがいないってことだけでもショックなのに、文太さんまでいなくなってしまったとは・・・もう、日本に本物の男が残っていないような気さえする・・・・・・。

    それにしても健さんと同じで、この方もちゃんとしたスターですよね。『朝に道を聞かば、夕に死すとも可なり(朝聞道、夕死可矣。もし朝に正しい道を知ることができたら、その日の夕方に死んでも構わない)』とか、『落花は枝に還らず(散った花は再び枝に戻ら ない→死んだ人は再び生き返らない)』とか訃報すら気品がある。流石です。



    で、菅原文太氏といえば、やはり『仁義なき戦い』の




    【解説&ストーリー】
     実録やくざ映画の金字塔!/広島やくざ・流血20年の記録 欲望!背信!そして復讐!そこに渦巻く男たちの想像を絶する激烈なドラマ!!/日本暴力団抗争史上、最も多くの血を流した“広島やくざ戦争"の渦中にいた元・美能組々長・美能幸三の獄中での手記をもとに、作家・飯干晃一が描いた実録ノンフィクションを映画化。昭和二十二年、敗戦直後の広島県呉市を舞台に、背信、復讐、憎悪や欲望が渦巻く組織の中、やくざの垢にどっぷり浸かった主人公・広能昌三はじめ若い組員たちの苦悩や悲しみ、怒りを描きながら、実際に起こった抗争事件を生々しく再現していく。深作欣二監督のバイオレンスの美学、主演・菅原文太をはじめ個性派俳優らの血気盛んな演技が衝撃を与えたシリーズ第一弾。

    仁義なき戦い(予告編)




    こういうイメージが強いですが、私は





    【ストーリー】
     ヤクザたちが野球の試合で勝負!奇想天外なアイデアのコメディ・アクション!^.^^.^ ひとり残らずデッドボールでぶち殺しチャれ! 昭和25年、九州小倉では昔かたぎの岡源組と新興ヤクザの橋伝組が縄張りをめぐって抗争が繰り広げられていた。この抗争に業を煮やした警察は、ヤクザたちに野球の試合で決着をつけることをもちかける。だが、ルールも守らぬ荒くれヤクザたちの試合は、凄まじい喧嘩野球に発展する。



    (この動画傑作です。ホント、サイコーですっ。)



    こちらですかねー。

    ま、私があまり菅原文太氏の作品をちゃんと観ていないということもあるんですが(私は決して上品な人間ではないですけど、なんというか、菅原文太氏の代表作には女性が観るにはキビしいもの(バイオレンス、エロス、それも直球表現満載)も多かったもんで;;)、全部を観られたのは一般的に普通に鑑賞できるものに限られてたりするんで・・・スミマセン。

    同じヤクザでも、狂犬のような凄みのある役もコミカルな役も普通に演じられちゃう、なんていうか本当にブレない、いつでも「菅原文太」という役者さんでしたね。

    後は、助演ですが、プルトニウムを手に入れて原爆をハンドメイドする「悪魔のようなあいつ」ジュリーとタメを張った(「西部警察」だよ;;)





    <商品の詳細説明>
     原爆を作った男が政府を脅迫する……。荒唐無稽なストーリー、斬新なカメラワークなどで、今でも高く評価されるアクション映画をDVD化。
    【<allcinema>による解説】
     原爆をつくり上げた中学教師が、国家を相手に理不尽な要求を突きつけていく痛快犯罪サスペンス。中学校の理科教師、城戸誠。東海村の原子力発電所からプルトニウムを盗み出し、自宅のアパートで原子爆弾の製造に成功する。城戸は原爆を武器に、警察に対してプロ野球のTV中継を最後まで見せろと要求。続いて城戸は、ローリング・ストーンズの日本公演をラジオ番組を通じて要求する……。


    「太陽を盗んだ男」予告編


    太陽を盗んだ男



    この作品も面白かったですね。

    同じ刑事でも、こういうものもありましたが、





    収録タイトル:
    1.第10話「矛盾だらけの死体」[-]
    2.第11話「さよなら、DJ」[-]
    3.第12話「最後のあいさつ」[-]

    古畑任三郎 菅原文太 モスバーガーのCM

    (これを観た時は「文太さんが『古畑(任三郎)』に出てるっ!」って興奮しました。ダンディでカッコ良くて、信念の犯人として最高だったですねー。このシーンは、実は、ミステリーとしての最重要シーン。ラストは、文太さんが滅茶苦茶気の毒でした。古畑(いや、それよりも今泉)のバカ・・・・)



    他にも




    殿は我らの希望(のぞみ)。
    滅んではなりません、どのように苦しくとも。
    この弁慶、死にはいたしません――
    義経を命がけで守る男・弁慶の生きざまを描く名作ドラマ、総集編。
    (1987年4月放送)



    この作品↑で源頼朝を演じられていて、それを観た瞬間に「終わったな、義経(残念だな、弁慶)。」と思ったくらい、凄みがありましたねー。

    時代劇といえば、加藤剛氏とダブル主演された大河ドラマの『獅子の時代』を挙げなきゃならないのですが、




    <商品の詳細説明>
    全話を収録したDVDが単品で登場。新国家への理想に燃えながら、権力に立ち向かう平沼銑次と、明治政府の中枢で活躍した刈谷嘉顕。2人の男を通して動乱の時代の光と影を描く。



    獅子の時代51話エンディング

    (これを観て、断片的にしか観ていなかったこの作品の雰囲気を思い出しました。「らしい」役柄だったですね。現代にも必要な人(たち)だよー、うん。)



    私は部分的にしか観ていないので書けません(スミマセン;;)

    でも、『長谷川伸シリーズ』、良かったです。




    <商品の詳細説明>
     大衆文学の父、長谷川伸の原作を鶴田浩二、菅原文太、片岡千恵蔵ほかオールスター・キャストで映像化した時代劇シリーズ。股旅物の傑作として知られる「沓掛時次郎」や「瞼の母」など、1話完結の全30話を収録。
    【シリーズエピソード】
     第1話 沓掛時次郎/ 第2話 沓掛時次郎 后篇/第3話 雪の渡り鳥/第4話 中山七里/第5話 町のいれずみ者/第6話 一本刀土俵入/第7話 一本刀土俵入 后篇/第8話 江戸の巾着切/第9話 人斬り伊太郎/第10話 旅の風来坊/第11話 三ッ角段平/第12話 頼まれ多九蔵/第13話 旅の馬鹿安/第14話 江戸の花和尚/第15話 関の彌太ッぺ/第16話 関の彌太ッぺ 後篇/第17話 越後獅子祭/第18話 暗闇の丑松/第19話 暗闇の丑松 後篇/第20話 髯題目の政/第21話 獄門お蝶/第22話 抱き寝の長脇差/第23話 たった一人の女/第24話 刺青奇偶(いれずみちょうはん)/第25話 道中女仁義/第26話 直八子供旅/第27話 殴られた石松/第28話 瞼の母/第29話 蝙蝠安/第30話 六車の額太郎/
    【シリーズ解説】
     大衆文学の父といわれた作家・長谷川伸の作品群から、「沓掛時次郎」、「関の彌太ッぺ」、「瞼の母」等の股旅物を中心とする傑作をドラマ化。/1話完結(一部・前後編)のドラマながら、鶴田浩二、杉良太郎、勝新太郎、片岡千恵蔵、萬屋錦之介、長谷川一夫、菅原文太、美空ひばりなど、現在では考えられないほどの豪華な出演陣とスタッフで話題を呼び、今なお時代劇ファンからは傑作との呼び声が高い名編が登場。ナレーターは小沢栄太郎、五木ひろしの唄う主題歌が心にしみる。
    ※「第1話 沓掛時次郎」、そして主演で「第20話 髭題目の政」「第24話  刺青奇偶」に出演。



    声も魅力的で、『千と千尋の神隠し』の釜爺も良かった。




    <商品の詳細説明>
    【ストーリー】

     10歳の女の子、千尋は、無愛想でちょっとだるそうな、典型的な現代っ子。 両親とともに車で引っ越し先の家へと向かう途中に、いつの間にか迷い込んだ「不思議の町」。町の屋台にあった料理を勝手に食べた両親は、豚に姿をかえられてしまう。ひとりぼっちになってしまった千尋は、「千尋」という名を奪われ「千」と呼ばれながら、生き残るためにその町を支配する強欲な魔女・湯婆婆の下で働き始める。湯屋とは、この日本に棲むいろんな神様やお化けが疲れと傷を癒しに通うお風呂屋さんのこと。そこで、千尋は怪しい神様やお化けに交じって生まれて初めて懸命に働く。ハクや河の神などと出会い、様々な経験とふれあいを重ねるうちに、千尋は徐々に成長していく。何重にも守られて育つ現代の子どもたちが、突然ひとりぼっちになったら?はたして千尋は元の世界に帰れるのか…?


    人の仕事を取るんじゃねぇ!


    釜じいの名言!「千と千尋の神隠し」 sentochihironokamikakusi




    「愛だ、愛」ですよー。

    東北の地震の後は、いろいろなことを積極的に発言されたり、実行したり、素晴らしい活動も多くされていて、こんな姿も

    菅原文太2

    ネットなどでよくお見かけしました。

    最後には、日本という国に対する御意見番として




    【<allcinema>による解説】
     久々の映画出演となる菅原文太を主演に迎え、刑務所から帰ってきた仁義を重んじる昔カタギな祖父と中学生の孫娘の交流をほのぼのとしたタッチで描いたドラマ。原作は筒井康隆の同名小説。監督は「橋のない川」「絵の中のぼくの村」の東陽一。共演はホリプロスカウトキャラバンから誕生した新人、石原さとみ。
     中学一年の珠子は五代家の一人娘。今日は彼女にとって特別の日だった。祖父・謙三が刑務所を出所し13年ぶりに帰ってくる。やがて街に姿を現わした謙三をまるで長い旅から戻ってきたかのように、地元の商店街の人たちが暖かく迎える。謙三の存在は様々に影響を与えた。珠子へのいじめはなくなり、不良グループによる校内暴力も収まる。また、珠子の両親のギクシャクした関係も改善されていく。そんな中、謙三の社会復帰と時を同じくして珠子の家の前をヤクザがうろつくようになる。それは13年前の事件と関係していた…。


    私のグランパ 予告編  菅原文太 石原さとみ


    「・・・・誰よりも優しくて、誰よりも怖い。でも、誰もが愛さずにいられない。そんなグランパに会う人はみんな、忘れかけていた大切な何かを思い出す・・・・」



    日本の素敵な「グランパ」となられていましたね。

    まだまだ日本という国や日本人を叱咤激励して欲しかったです。
    本当に御名残り惜しい。

    心より御冥福をお祈りします。













    <HMVレビュー>
    綾小路きみまろ、野中広務、堀江謙一ら各界の古武士(サムライ)24人と菅原文太のユーモアと情熱あふれる対話集。菅原文太が敬愛する国定忠治との架空対談も収録。ニッポン放送「菅原文太の日本人の底力」の単行本化。
    <内容詳細>
    目次 : 佐藤一久―農業というのは、幸せを感じる仕事なんだよ。/ 綾小路きみまろ―私はしょせん草競馬。ハルウララが最後に勝ったようなものです。/ 荒俣宏―山に住む人々はエネルギーを吸収して賢くなった。だから「山」に「人」と書いて「仙」なんです。/ 西高辻信良―今、一番衰えているのは五感です。五感を鋭くすることが、人間性の復活だと思うのです。/ 窪島誠一郎―無言館は人を集めるのでなく、悲しみを集める所です。/ 涌井徹―人間は自由であって、自由を求めるからこそ農家になった人がたくさんいます。/ 宮脇昭―アマゾンで市民が主役の森作りをしています。/ 三友盛行―朝四時に起きて搾乳に出かけます。まだ、星が出ているような朝です。/ 立松和平―「小」説というくらいですから、小説家なんて小さなモンなんです。/ 米倉健司―人間離れした、とにかく化け物みたいに強い選手をつくりたい。〔ほか〕



    <内容詳細>
     日本人が忘れてしまったおおらかな生き方、おおらかな信仰。あなたの「いのち」に光を灯す、より良き「生」への処方箋。
    目次 : 第1章 森清範×菅原文太・人の命を支える「見えない命」―仏教の根本思想とは、共に生き共に亡くなるメカニズムをまとめた「命の哲学」/ 第2章 田中恆清×坂東玉三郎・生まれてきたことが奇跡 生きていることが奇跡―自然に足を踏み入れて、そこに何があるかを感じてほしい。神道は感じる宗教/ 第3章 高木慶子×鎌田實・人間は辛い思いをして生きている「送りびと」―必ず訪れる死の準備をする。人は「生きたように死んでいく」ものだから/ 第4章 花山院弘匡×さだまさし・苦しいときにこそ自分の人生が見えてくる―私たちは一人では生きてゆけない。命の繋がりの中で守られて生きている/ 第5章 河野太通×水谷修・「福、わしゃいらん」幸せを他人に譲れる人こそ幸福―自分の体すら借り物であることを自覚する。それこそが幸せになる近道/ 第6章 有馬頼底×草笛光子・老いたら老いたなりの生き甲斐がある―禅宗の教えは「一掃除二信心」。まず心をきれいにすることからはじまる





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