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    よく雑誌にも紹介されているし、映画でロケされてるし、お散歩時に見かけるとたいてい観光客の襲撃に遭っているので、なんか足が遠のいていた地元のお店。

    熊岡菓子店さんである。

    熊岡菓子店2014/4/4-1

    ここの売りは「歯が折れるほど堅い」と評判の、かつての軍隊御用達の軍用食「堅パン」である。

    で、この店を襲撃している観光客というのは、大半が四国霊場のお寺でも行ってみようかという人たちで、ということは高齢者と高齢者予備軍さんたちなのよね。

    そういう人たちがいくら評判だからといって「歯が折れるほど堅い」ものを食べていいのだろうか? なんてチャレンジャーなんだっ、と思っていたのだが、実はちゃんと食べられるやり方があるとわかり(ま、そりゃそうだな)、で、私も食べてみたくなり、ちょこっと寄り道したのさ。

    ちょうど誰もいない。

    熊岡菓子店2014/4/4-2

    で、無事ゲットしました。

    堅パン2014/4/4-1

    上の写真は開けちゃったけど、紙袋は一個一個ビニールに入れてくれるのよん。

    堅パン2014/4/4-3

    で、こちらが堅パンの角パン(一枚30円)。

    堅パン・角パン2014/4/4-1

    これは堅いクッキー、というかビスケットというか、味は西洋だが、形態はやっぱ煎餅だな(瓦せんべいっぽい)。

    そして、こちらが問題の「歯が折れる」ほど堅い石パン。

    堅パン・石パン2014/4/4-1

    で、どうやってそんな堅いものを食べるかというと、しばらくは噛まずに口の中に入れたままにしておくのよん。

    見てのとおりお砂糖がまぶしてあって、その下は生姜風味の飴で薄くコーティングされているので、これは玉砂利、もとい、堅パンじゃなくて飴だと思ってしばらくなめるだけにしとく。

    そのうちに唾液が全体に浸みてきて柔らかくなり、少しずつ歯が立つようになるから、様子を見ながら噛めそうだなと思ったら、そこで初めて噛み砕くのよん。

    お口の中の変化は、「ガツ、ガキ、ガリ、ジャリ、サク、ホロ、ホロロン」って感じかな。

    味とか食感とかは、全体的に(飴コーティングだから)大学芋に似てるかなー。
    私の印象では「石のように堅い大学芋」です。
    なので・・・お味はとっても美味しいですっ。

    で、癖になるんだけど、一個食べるのに時間がかかるから(私は一個に3分ぐらいかな)、そのうちに満腹感が感じられるんで食べ過ぎないのよん。

    コスパはいいかもね(石パンは100グラム150円だよ。豪快な量り売りなので、結構おまけつきです)。

    ところで、昔ながらのこの紙袋デザイン。

    堅パン2014/4/4-2

    地元、というかお寺の風景が泣かせるけど、鳩がとっても可愛い。

    堅パン2014/4/4-4

    うーん、

    鳩2013/4-1

    堅パン2014/4/4-5

    あの意地汚いハトたちとは思えぬ・・・(ははは;;)。
    私にとっては想像図だな(わはははは)。

    さて、こちらの熊岡菓子店さんに関しては、こんな詳しい記事を見つけた。

    『ビジネス香川』 「香川の老舗/熊岡菓子店 - 「いま」を伝え、「未来」を育てる 」
      「味は落とすな、儲けに走るな」初代の教えを守って112年 歴史ある店構えと、昔から変わらぬ形と味の「堅パン」。


    これは2008年8月7日 更新の記事ですが、下に貼り付けときますね。



    熊岡菓子店1

    「味は落とすな、儲けに走るな」初代の教えを守って112年 歴史ある店構えと、
    昔から変わらぬ形と味の「堅パン」  熊岡菓子店



     歴史ある店構えと、昔から変わらぬ形と味の「堅パン」。午前中には売り切れることも度々という今も人気のこの菓子は、考案されて今年の11月3日で112年の歴史を刻むこととなる。

    熊岡菓子店2

    軍用食として誕生・堅パン

     四国霊場第75番札所善通寺の西院仁王門わきにたたずむ熊岡菓子店は、1896年(明治29年)11月3日創業、名物「堅パン」の販売で知られる店だ。パンという響きから普段口にするパンを思い浮かべるが、食べてみるとその堅さに驚く人も多い。その堅さは、柔らかな食感に慣れている現代人には新鮮でさえある。

     堅パンは初代・熊岡和市(わいち)さんが考案した。三豊出身で、当時大阪の菓子店松前堂の大番頭を務めていた和市さんは、軍用食の開発に携わった。日清戦争のころのことだ。日持ちがして、腹持ちもよいものという軍の要望に応えて作り上げたのが、堅パンだった。「当時は英語パンという名前だったそうです。フランス人の職人にヒントをもらったと聞いていますよ」と話すのは、3代目の妻である熊岡民子さん。

     その後、健康状態を悪くした初代は帰郷、善通寺に旧陸軍11師団ができること、75番札所善通寺が近いことが決め手となり、現在の場所に店を構えた。その後軍の御用達として堅パンを納めることになる。

    熊岡菓子店3

    綿々と受け継がれる初代の教え

     堅パンは味も形も、もちろんその堅さも当時のスタイルを変えていない。もちろん手作りのままだ。民子さんは「機械でするのは、焼き上げる時だけです」ときっぱり。小麦粉を練り上げて伸ばし、切って並べて焼き上げ、乾燥させてできあがる。取材は店頭部分のみ、堅パンの製造現場は秘密ということだったが、工程の一つひとつが時間のかかる作業なのだという。

     効率を上げるには機械化が一番だが、今も手作りの姿勢を守る。そこには「味は落とすな、儲けに走るな」という初代の教えがあった。「厳格な人でしたね。私が嫁いだときには既に90歳の高齢でしたが、品質を守ることにかけては頑固でした」。戦後、物資が貧窮した際も決して闇物資に手を出すことをせず、調達できない期間は潔く休業としたという。

    熊岡菓子店4

    手仕事の味にはかなわない

     時代は移り変わっても、堅パンを求める人は多い。県内の人はもちろん、店が善通寺の門前にあることから、四国遍路で訪れる県外からの客も立ち寄っていく。特に9月の彼岸から翌年5月の連休にかけて客は増える。中には知人に頼まれてと大量に購入していく人も少なくなく、5種類の堅パンは午前中に売り切れることも。

     民子さんは「食べ物は味が落ちればすぐにわかります。儲けに走ると、品物はすぐに雑になる。112年続いたのは丁寧な仕事を続けてきたから。4代目となる息子も仕事に対しての姿勢は厳しい。初代が考案した味を次代に繋げてくれると確信しています」。

    『ビジネス香川』 「香川の老舗/熊岡菓子店」 2008年8月7日 更新記事


    実は私は、この石パンを子供の頃に食べたことがあるはずなんだけど、ずっと忘れていたものだったんだよね。

    食べてみれば、さすがに軍隊御用達のパワーフードだと思ったけど、この記事を読んだら、そりゃーパワーフードだわっ、と納得しましたよん。

    スーパーで気軽に買うお菓子もいいけど、やっぱ、おやつも本物を食べた方がいいよな、となんか真面目に思った私、であったよ。







    ※よその堅パンですが、御参考までに







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