夕飯食べながら、何気にテレビを点けたら『世界遺産』をやっていた。

    本日は「敦煌の莫高窟 II」

    テキトーに聞き流しながら食事を続けていると、遥か昔に聞いたことのある言葉が耳にとまった。
    「夜光杯(やこうはい)」・・・・。

    「葡萄の美酒、夜光の杯」――おお、そこまではスラスラと出るけど、後なんだったっけなー、と考えていると、画面に本物の「夜光杯」が映し出された。

    その時のモノと同じじゃないけど、「夜光杯」ってこんなだ。

    夜光杯

    へー、これが「夜光杯」なんだー、と感心する私。

    私はずっと「夜光杯」というのは単なる比喩表現で(夜光の杯、だから)、夜の宴会で月明かりを受けて杯がキラキラ光ったよ、という情景描写だと、ホントに勝手に思い込んでたんだな、コレが;;
    (まったく、授業中に先生の言葉を何も聴いていないことがよくわかるぜ・・・。)

    ってことは・・・・と検索してみたら、


    おお、楽天でも買えるんだーっ。

    ああ、そうか、遥か昔の漢詩に出てくるものなんて名前だけで実在しないなんて、これまた勝手に思い込んでたから、なんか、びっくりだなー。
    (きっとこんなことで驚いているのはアンタだけだよ;;)

    で、ついでにお勉強。探してみると、詩の全文はこうだった。


    涼州詞(りょうしゅうし)  王翰(おう かん)

    葡萄美酒夜光杯
    欲飲琵琶馬上催
    酔臥沙場君莫笑
    古来征戦幾人回


    ああ、詩を見たら書き下し文をスラスラと思い出したよ。

    「葡萄の美酒、夜光の杯。 飲まんと欲すれば、琵琶、馬上に催(うなが)す。酔うて沙場(さじょう)に臥すとも、君、笑うこと莫(な)かれ。 古来、征戦(せいせん)、幾人か回(かえ)る。」

    いやー、(中学時代だと思うけど)記憶力の良い頃に学んだことって、なんでこんなに覚えているんだろう。教育って凄い・・・・。

    で、ついでにもうちょっとお勉強。


    王翰  フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

     王翰(おう かん)は、中国・唐の詩人。并(へい)州晋陽(山西省太原市)の出身。字は子羽(しう)。

     豪放な性格で、酒を好み、家に名馬と美妓を集めて、狩猟や宴会に日を送っていた。睿宗(えいそう)の景雲2年(711年)、進士に及第し、張説(ちょう えつ)に認められて駕部員外郎に任ぜられたが、説の失脚とともに汝州(河南省臨汝)刺史として都を追われ、次いで仙州(河南省葉県)別駕に左遷されたうえ、素行が治まらぬと弾劾され、道州(湖南省道県)司馬に流されて死去。
     作品に、『涼州詞(りょうしゅうし)』(七言絶句)がある。
     

    ほー、作者さんは、そういう人だったんですか。
    さすが中国の古い時代の詩人、相変わらず波乱万丈さんが多いぜ・・・。

    ああ、久々に漢文の宿題をやっているような気になりました。
    なかなか楽しかったよん。

    「学びて時に これを習う、亦(また)説(よろこ)ばしからずや。」ですね。

















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