昔は、図書館の雑誌コーナーで立てかけられている『剣道日本』という雑誌の表紙を見るのが好きだった。

    かなり長い間、その表紙は誰もいない神聖な道場の様子を紹介していて、それを見るたびに私の心はなぜか躍ったものだった。

    思えばそれは子供の頃からだった。
    私はずーっと、あの静謐な板の間の空間を愛していた。

    もちろん、合気道を習っていたから畳の空間も大好きなんだけど、でも剣道場特有のあの、光の差し込む量が少ない分だけ現世とは隔絶されたような雰囲気を漂わせる空間を、私は憧れの眼差しで見つめていた。
    そしてなぜか郷愁と共に。
    きっと前世で剣術系の武道をやっていたことがあるんだろう、と思う。

    (私は、合気道でもまだ習ってもいない剣の型を見て続きがわかったり、間違いを指摘できることがあった。ま、剣の型にもストーリーというものがあり、因果関係がハッキリしているから、論理的に考えれば素人でも間違いは指摘できると思うが、私はなぜか直感的にわかったもんで。いつも後から良く考えて論理的説明をしていたものだった。)

    だからこの動画の00:57辺りのシーンを観ると、非常に嬉しかったりする。

    るろうに剣心 [MAD]The Beginning ONE OK ROCK


    そういえば、合気道の道場に通っていた頃、道場に入ってすぐ正座して礼をしている私を見た初心者の女の子が質問してきたことがあった。
    「どうして、道場に入る前に礼をするんですか?」と。

    あまりの初歩的な質問に私は面食らったが、きっと入門時に教えられていたであろうその事柄を改めてきちんと説明した。
    「道場には、合気道の神さまがいらっしゃるから、その神さまに御挨拶してから入るのですよ」と。

    ウチの道場にはちゃんと神棚があったので、それを指し示すと彼女も納得したようだった。

    しかし、神棚があってもなくても、何か神聖な場所には礼をして入るのが普通だし、神聖と言うほどでなくても、やはり部屋とか仕切られた空間に入る時は礼をした方がいいよね。

    その場所にはその場所の神さまが御座(おわ)すものだからさ。

    で、本日、たまたま見かけた映画の予告編にも私が嬉しくなるようなシーン(1:30辺りです)があったので以下に貼っとく。

    《KANO》六分鐘故事預告



    礼と言えば・・・・・

    3.11震災の時、変な国家間の事情から、世界最高金額の寄付と援助をしてくれた国にお礼を言えないことがあった。

    あの時のショックは、私は忘れられない。

    あれは、親切にしてもらった相手に対してお礼を言えない、結果的にはお礼を言わないという世界最低の無礼な国に日本が成り下がった瞬間だった。

    事情は事情、礼儀は礼儀だろーが、などという私の常識をぶち壊されて、思い切り落ち込んだものだったよ。

    なのでWBC(ワールド・ベースボール・クラシック。World Baseball Classic。)の時に、どれだけの日本人がそのうっぷんを晴らしたことか。

    以下の動画では「2年も経っているのに、日本人がまだ覚えているなんて」などど優しいことを相手国の方はおっしゃってくれているが、

    WBC台湾ナインのお辞儀の秘密 (台湾 日本 / Taiwan Japan)


    普通、まともな日本人の感覚では、恩というものは一生忘れないものだし(日本人が恩を受けた時の決まり文句「この御恩は<一生>忘れません」)、お礼は親切にされた瞬間に言うものなので、(個人的にお礼の広告を出したという事例もあったけどね→「謝謝台湾計画」。日本国的にはちゃんとしてないけど、WBCの時の行為は容認されてたから一応)お礼を言うのに2年もかかったなんて恥ずかしいの極致だよ。

    なので、私もこの場で一言書いておこう。

    「謝謝台湾」

    さて、映画『KANO』予告を観たおかげで、以下の動画を見つけることができ、

    八田與一(与一)と嘉南地方、嘉義農林学校


    いろいろと勉強になったよ。

    なんか映画『KANO』の成功を祈ってしまうなー。


     KANO フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

     『KANO』(かのう)は、2014年2月に台湾で公開予定の台湾映画。「かのう」とは、嘉義農林高校の略称「嘉農」を日本語読みした当時の呼び名である。第9回「大阪アジアン映画祭」オープニング作品、3月7日海外初上映。

    <あらすじ>
     日本統治時代であった1920年代、台湾代表として全国中等学校優勝野球大会(現在の全国高等学校野球選手権大会)へ出場するのは、きまって日本人のみで構成された台北商業であった。
     一方、のんびりしたチームの嘉義農林高校野球部は当然連敗続きであったが、新任監督として迎えられた日本人の近藤兵太郎によるスパルタ式訓練により、部員たちの心には徐々に甲子園出場への夢が芽生えていった
     KANO 日本語版公式Facebookはこちら。

    関連記事:ロケットニュース24
    【感動野球ヒストリー】日本人も知らなかった! 戦前の甲子園で台湾の高校が準優勝していた / 当時の日本に感動を起こした「嘉義農林学校(KANO)」


    ニッポン人脈記 〈甲子園アルバム9〉台湾の青春「球は霊なり」

    近藤兵太郎 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
    <語録>
    「球は霊(たま)なり、霊(たま)正しからば球また正し……」
    「暗くてもバットは振れる。心眼で打つ球を見定めてバットを振れ」
    「日本人、台湾人、先住民族が混ざりあっている学校、そしてチーム、これこそが最も良い台湾の姿だ。それが負けるとしたら努力が足りないからだ」

    皆さんも良かったら応援してくださいねん。





    (おまけ)
    日本首相首次在日本國會有關台灣的熱心捐款表達感謝之意(中文字幕)













    <商品の詳細説明>
     C0075【芸術/スポーツ】「高校野球検定」(2013年秋実施予定、朝日新聞社主催)公式ガイドブック。歴史や歴代記録に加え、大会規定、都道府県別の戦績など、トリビア的雑学も収録。模擬問題・解答も掲載。検定対策はもちろん、読めば高校野球が楽しくなる!
    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
     98年の歴史、高野野球トリビア、歴代記録の数々などを集大成。模擬問題60問(初級30、中級30)つき。
    【目次】(「BOOK」データベースより)
     47都道府県別「夏の甲子園」勢力図/高校野球が楽しくなる甲子園トリビア/大会史に輝く記録アラカルト/高校野球のルール・規定/熱闘の舞台甲子園球場の歴史/完全収録・夏の甲子園熱闘の歴史/夏・春の甲子園歴代優勝校一覧



    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
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    【目次】(「BOOK」データベースより)
     第1章 日本×トルコ エルトゥールル号の恩返しー95年後の日本人奇跡の救出劇/第2章 日本×ベルギー 10万フランの贈り物ー日本の魂に応えた感謝の気持ち/第3章 日本×ギニア 命懸けの地図製作ーギニア発展のためアフリカへ渡った男たち/第4章 日本×台湾 台湾に築いた友好の証ー国を救った“嘉南大〓(しゅう)の父”八田與一/第5章 日本×オランダー国葬で送られた国際司法裁判官ー“世界の良心”安達峰一郎/第6章 日本×インド ひとりきりの植林事業ー私財をなげうった“緑の父”杉山龍丸/第7章 日本×韓国 もう一つの昭和ー日韓の架け橋となった李方子妃






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