午年だから「馬」のメディスンカードの御紹介、ということなんだが、「馬」のカード解説は長い。それも物語部分が大半で、そこを端折るとなんか寂しいものになる・・・・。

    ので、「スワン(白鳥)」のカードの時みたいに、物語部分と解説部分に分けての御紹介にしようかな。

    お正月だし、今年の干支だし、ま、スペシャルってことで、今回はそのお話の部分の御紹介。

    占い解説の方はまた後日のお楽しみ、といったところで、メディスンカードの「馬」のカードのお話の部分をどうぞ。


    馬

    メディスンカードだと「馬」は「パワー」を表すカード。

     ある時ドリーム・ウォーカーという名のメディスン・マンが、アラパホ族を訪ねるために徒歩で草原地帯を旅した。彼はパイプを携えていた。長い黒髪に結んだ鳥の羽は地面を指している。これは彼が「平和の人」である印だ。ドリーム・ウォーカーが丘を登る時、野生の馬の群れがこちらに向かって走るのを見た。

     黒い雄馬が彼に近づき、この旅で答えを探しているのかと尋ねた。そして言った、「俺は答えが住む「虚無」の中から来た。俺の背に乗り、暗闇に入って、光を見出すパワーを知れ」ドリーム・ウォーカーは黒馬に礼を述べ、黒馬のメディスンが必要になったらドリームタイム(Dreamtime。夢時間。日常レベルとは別の次元。別の時間の流れが進行する別の空間)で黒馬を訪ねるからと言った。

     次に黄色い雄馬が彼に近づき、「覚醒」が住む東へ連れて行ってやろうと申し出た。東で見つけた答えを元に、他の者たちを覚醒に導くことができると言う。ドリーム・ウォーカーは黄色い馬にも礼を述べ、この旅で黄色い馬のギフトを使うだろうと言った。

     次に赤い雄馬が悪戯っぽく飛び跳ねながら近づいた。赤い馬は、「仕事と重荷」のメディスンを「楽しい遊び」とバランス良く保つ大切さを教えた。ユーモアを忘れない教師から、生徒は一番学べるものだと赤い馬は重ねて言った。ドリーム・ウォーカーは礼を述べ、「喜び」というギフトを忘れないと約束した。

     ドリーム・ウォーカーは目的地に達しつつあった。アラパホの国はすぐそこだ。その時、白い雄馬が群れの最前に進み出た。ドリーム・ウォーカーはこの威厳に満ちた馬の背に跨った。群れ全体のメッセージを運び、知恵のパワーを体現する馬だ。調和の取れたメディスン・シールドの象徴だ。「パワーを正しく使う道が知恵へと至る道だ」と白い馬が言う。「ドリーム・ウォーカーよ。おまえは癒される必要のある兄弟を癒し、聖なるパイプを分かち合い、母なる大地を癒す旅をした。おまえは自分がグレート・スピリットの道具であるという謙虚さを忘れなかったから、「知恵」を得た。私がおまえを背に乗せて運ぶ時、おまえは他の者たちの「必要」をおまえの背に運ぶ。知恵あるおまえは、パワーが軽々しくは与えられないと知った。パランスの取れたやり方で責任を引き受ける意志ある者に、報いとして与えられると知った」

     ドリーム・ウォーカーは野生の馬の訪問によって癒され、旅から得たギフトをアラパホと分かち合うことが旅の目的だったのを悟った。

    以上、『メディスン・カード』の「馬」のカードの物語部分の御紹介でした。解説部分は、また明日にでも。








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