珍しく記憶に残る夢を見た。

    内容は個人的なことで省くが、キーワードのひとつに<『白鳥の湖』>というものが出てきたので、メディスンカードの「スワン(白鳥)」のカードの御紹介・・・・をしようと思ったんだが、読んでいるうちにいつもと違うことをしようと考えた。

    メディスンカードのそのカード解説は、多くの場合、冒頭にそのカードの動物にまつわるお話が紹介されていて、それを踏まえてカードの意味(占い方)を解説するという文章内容になっている。

    いつもはその物語部分を省いて、解説文章も抜粋で御紹介しているのだが、今回、冒頭のお話の部分を読んでいて「こっちの方が必要な人も多いんじゃないだろうか?」と感じたので、今回はそのお話の部分の御紹介。

    占い解説の方はまた後日のお楽しみ、といったところで、メディスンカードの「スワン(白鳥)」のカードのお話の部分をどうぞ。


    スワン

    メディスンカードだと「スワン(白鳥)」は「優雅さ」を表すカード。

     小さなスワンは未来を探し、ドリームタイム(Dreamtime。夢時間。日常レベルとは別の次元。別の時間の流れが進行する別の空間)を飛んでいた。ひんやりとした湖面にしばし羽を休め、未来へ入る入口を探した。偶然ドリームタイムに入り込んだのを知っていたから、スワンは混乱した。ひとりで飛ぶのはこれが初めてだったし、見知らぬドリームタイムの風景は不安でもあった。

     聖なる山を見上げると、そこは今まで見たこともないブラック・ホールが渦巻いている。トンボが側を飛んで行く。スワンはトンボを呼び止めて、ブラック・ホールについて尋ねた。トンボは言った。「スワンよ、あれは想像という別の次元へ続く扉だよ。月が幾つも欠けては満ちる間、僕はずっと幻想の守護をしているんだ。あの扉の中へ行きたいなら、君はまずその許可を求め、権利を獲得しなくてはならない」

     ブラック・ホールへ入りたいのか、スワンは自分でもよくわからない。許可を得るために何が必要なのかとトンボに聞いてみた。「未来がどうあっても、グレート・スピリットの計画を変えようとは試みず、あるがままに受け入れる意志」とトンボは答えた。スワンは醜いアヒルの姿をした自分を見て、こう言った。「私は喜んでグレート・スピリットの計画に従う。ブラック・ホールの渦巻きに逆らわない。身を任せて、そこで見るものを信頼する」スワンの答えに満足したトンボは魔法を解いて湖の幻想を破った。と、突然、スワンは湖の中央で巻き起こったつむじ風に飲み込まれた。

     スワンが再び湖に現れたのは何日も後だった。スワンの姿は、白く長い首をした優雅な白鳥に変身していた。トンボはびっくりして言った。「スワン、君に何が起こったの?」スワンは微笑んで答えた。「トンボよ。私はグレート・スピリットのパワーに身を任せることを学び、未来が住む所まで連れて行かれたの。聖なる山の高みでは、たくさんの不思議を見た。そして私が信頼し、受容したから、こうして変身したの。私は優雅な在り方を受け入れるレッスンを学んだの」スワンに何が起きたの知って、トンボは嬉しくなった。

     幻想の向こう側で見た不思議を、スワンはトンボに話して聞かせた。スワンは癒され、優雅な在り方を受け入れたので、ドリータイムに入る権利を授かった。

    以上、『メディスン・カード』の「スワン(白鳥)」のカードの物語部分の御紹介でした。解説部分は、また明日にでも。








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