いやー、今更ながら、映画『ガメラ3 邪神覚醒』を観ました。

    平成ガメラ・シリーズは、「1」と「2」はだいぶ前に観たんですが、「3」は、観たいなーと思いながらなぜか観る機会がなく、数日前にYouTubeで「2」のやたらカッコイイ予告編の動画を観たのがきっかけで、

    ガメラ2 レギオン襲来/予告編


    ああ、「3」も観たいなと。
    で、ようやく重い腰を上げまして本日「3」をやっと観たワケなんです。

    うん、一定のクオリティを保ってて、面白かったです。
    全体の内容としては、私は「2」の<レギオン>の方が好きかな。

    「3」は内容的に<わたしはガメラを許さない>なんで、ちょっと重たいし、ストーリーのテンポもゆるい部分、そして人間模様とか描写が少し不足している部分もあり、全体の完成度としてはちょっと落ちる、と感じてしまったのは「もっとできるでしょ」という製作側に対する私の勝手な期待と信頼があったからかな。

    でも、特撮は圧巻でしたねー。

    特に崩壊する渋谷。凄かったわー。

    The battle of Shibuya (Gamera 3) /ガメラ3 渋谷


    怪獣が街中でバトルしたら、やっぱこうだわ。
    リアルすぎて、それで内容が重くなっちゃってるっていう・・・;;


    さて、私は平成ガメラ・シリーズが好きなんだけれども、それはかなり昔のオタッキー仲間との温泉旅行まで遡りまして、その旅行の夜の飲み会で『八岐之大蛇の逆襲』というビデオをみんなで観たことがきっかけなんですよ。

    この作品は自主制作映画だったんですが、仲間の一人がそのビデオを持ってきたんですね。
    その持ってきた当の本人は、自分がすでに観ていたこともあり「あんまり面白くないから、俺、いいわ」って観ないで先に寝ちゃったんです。

    面白くない、とか言われても、そこはそれ温泉旅行で時間はたっぷりあるしノリノリな雰囲気ですから、「特撮の自主制作映画だってよ」と毛色が変わったもんだと聞けば、ま、話のタネにでもということで、残りのみんなで観始めたんです。

    確かに、自主制作映画な安っぽさとぎこちなさはあったけれども、そんなの私たち観客は承知の上で観てた。
    なんだけど、そのうちに「よくやってるじゃん、こいつら!」って感じになってきたんですよ。

    特撮の部分、費用が充分じゃないからオモチャっぽいところがあるんだけど、確かコンビニとか潰れちゃうシーンがあったと思うんですが(なかったらゴメン)、その模型をホントに手作りで一所懸命作りましたって感じがあふれてて、熱いものを感じましたね。

    で、翌日の朝食時には、この『八岐之大蛇の逆襲』の特撮話で盛り上がり、あまりの高評価に、ビデオの提供者である先に寝ちゃったその友だちが「そんなにいい映画だったっけ?」とひとり置いてけ堀にされていたという、そんなことがありました。

    で、その後、アニメ映画『王立宇宙軍〜オネアミスの翼』になんか見かけた名前を見た気がして、その時に『八岐之大蛇の逆襲』で特技監督やってた樋口真嗣さんという人のことを思い出して、一緒にビデオ観た仲間と、「ほら、あの人だよ」なんて話をしていた。

    その後、「今度封切られる新しいガメラ映画は面白そう」と話題になったときに、そこに「特技監督・樋口真嗣」の名前を見つけた時は、あの温泉の朝食時に一緒に盛り上がった仲間と「やっぱり、やってくれると思ってたよっ」と、我が事のように嬉しがったりしてね。


    なんて・・・・昔のことを思い出すと、ホントに特撮は凄くなりましたね。
    世界でもこんだけ撮れるヤツはいないよな、と思います。

    私は、小説や映画でも作品としてのバランスや完成度の高いものが好きだけれど、一方で、突出した魅力で読者・観客をなぎ倒すようなものも好きなんです。

    「作品の全体の完成度なんてそんなこと、チマチマ言うなよっ!」っていうくらいの勢いのあるもの、この『ガメラ3 邪神覚醒』という映画に関しては、臨場感あふれる潰れる渋谷とかね、とにかくそいつが観たいんだよ、特撮がどこまでやれるか観たいんだよっ! という気持ちにさせてくれるんで、その点が、なんか、嬉しかったですね。

    街が潰れるような、有名な建物が潰れるようなシーンを繰り返し観たいとは、普段は思わない私なんですが、やっぱあの潰れる渋谷駅、プラットホームは凄いよ、また観たいよと、思ってしまいました。

    ああ、日本の特撮映画、特に怪獣映画よ、永遠なれっ!

    ・・・・・などと、心の中で叫んでしまった本日の私、であったよ。








    <内容紹介>
    “平成ガメラ”シリーズの『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』を収録するBOX。95~99年にかけて製作された3作品で、新鋭の特撮に浸れる内容だ。


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    <内容詳細>
    ■映像特典
    メイキングビデオ、資料写真集
    ■その他特典・仕様
    怪獣イラストの重鎮・開田裕治描きおろしパッケージ
    <商品概要>
    「八岐之大蛇の逆襲」は、ダイコンフィルムの総力を結集した大特撮大怪獣映画。山陰の地方都市に甦った八本首の大怪獣「ヤマタノオロチ」と防衛隊との攻防を迫力満点に、それを取り巻く人々の人間模様をコミカルなタッチで描き出す。監督の赤井孝美は自らの生まれ故郷、米子を大量のミニチュアにより完全に再現。後に平成ガメラの特技監督として名を馳せる樋口真嗣とともに破天荒とも言える特撮大活劇を創り上げる。オロチと防衛隊に蹂躙され爆発炎上する米子市街が主役とも言える、正統派特撮映画。
    スタッフ&キャスト
    ■スタッフ
    監督:赤井孝美(監督)、樋口真嗣(特技監督)、赤井孝美(脚本)、伊藤愛子(脚本)
    ■キャスト
    高橋香久美、永山竜叶、米良健一郎、武田康廣


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