ネットで山崎まさよし氏を見かけて、急に「One more time,One more chance」を聴きたくなった。

    これは私の好きな映画『月とキャベツ』

    月とキャベツ


    の主題歌だった曲で、

    山崎まさよし / One more time,One more chance


    うーん、やっぱりいいね(るん)。


    とは言っても、私は山崎氏の曲はこれくらいしか知らない(スミマセン;;)。
    で、他の歌も聴いてみたくなり、気がつくとまたしてもYou Tube巡りをしていた;;

    そこで出逢った曲が「あじさい」。

    冒頭の歌詞からいきなり「雑種」という私の好きな言葉が出てくる。
      ♪雑種の犬を飼って 公園に出かけよう♪

    ああ、「雑種」っ!
    懐かしい、私の憧れの言葉だ。

    今はどういうわけか、ま、差別的な響きを含んでいるということからか、犬などの「雑種」のことを「ミックス」などと表現するが・・・・

    なにが「ミックス」だよっ! 
    ソフトクリームやピザの種類じゃあるまいし、料理用語じゃあるまいし、あんな素敵な「雑種」という言葉を、そんな安っぽい言葉に置き換えて欲しくないね。

    子供の頃、ずっと犬を飼いたかった、でも家族の反対で飼えなかった私は、急に子犬を飼うことになったお友だちの、
    「捨てられたのを飼うことになったの。雑種なんだけど、可愛いんだよ」
    という言葉が、どんなに羨ましかったことか。

    で、子犬を見せてもらいに行くと、それが間違いなく超ラブリー可愛いっのよ。

    で、時々、大人たちが血統書付きの犬なんか見せてくれたこともあったが、ペットショップも珍しかった昔のことだから、それは大変なことだったのかもしれないけど、見せられるそいつらは
    (すまん。ここからは子供らしい偏見に満ちた表現が続くけど)
    たいてい性格が悪くて、ひ弱ですぐ死んじゃいそうで、土の上を歩くのも嫌がってるヤツか、吠えまくるヤツだった。
    (そう、ペットショップも珍しかった頃だから、田舎だったしブリーダーの質も高くなくて、血の濃い生き物にありがちな欠点を備えているものが多かったのだ)

    だから、子供時代の私には、もう、この世に「雑種」という血統ほど高貴で素晴らしくて可愛いものはなかったね。
    そんな素晴らしいものが、たまにダンボールに入れられて道端に捨てられてるんだよ。
    そしてそれを拾えるのは、選ばれた幸運な人間だけなんだよ。

    ああ、私は未だに「選ばれた幸運な人間」ではないのだよ・・・・。


    そう、昔とあるテレビ番組に出演していた綿引勝彦氏と

    いいなCM ダイハツ Mira e:S ブルース・ウィリス Bruce Willis 7本


    樫山文枝さん

    テレビジョン時代 「テレビドラマ」 おはなはん主題歌

    (「おはなはん」ですねー)

    夫婦が愛犬自慢をしていた(綿引氏はCMで「ちゃんと覚えるんだ、ブルース」なんて恐い顔してる人だけどね、とろけそうな顔してインタビューに答えていた)のを観たことがあるのだが、まー、その愛犬というのが、私にとっては正統派中の正統派。なんと
    「犬を飼おうと思ってペットショップに行く途中で見つけた、桜の木の根元にダンボールに入れて捨てられていたコ」
    というワンコだったのだ。その名も(当然かもしれないが)「サクラ」ちゃん。もちろん性格も良くて、スッゲー超絶ラブリー可愛いのっ!

    その番組を観ている間中、私はこのお二人は、特別に超「選ばれた幸運な人間」だと思ったねー。

    その後、サクラちゃんも歳老いて亡くなったというのを、やはりテレビで知ったけれど、最期までこのお二人は献身的に面倒を見られていた。

    ああ、ホントに「選ばれた」人たちとワンコだったんだなー、と改めて思ったよ。


    ところで、
    「そんなに犬が飼いたいなら、『夢の山小屋妄想計画』に「雑種犬を飼うぞいっ!」とか書けばいいじゃないですか、shokoさん」
    なんて思う読者の方もいらっしゃるかと思うが、そう、全てが自由になる妄想の世界なら犬もきっと飼えるだろう。

    現在の世の中の状況を鑑みると、そうね、「ダンボール箱に入って捨てられている」という夢の黄金パターンはあきらめて、今にも処分されそうになっている保険所のワンコを、冒険小説のヒーロー、ヒロインのように勇敢に救い出し、その後一生「おまえの命を助けたのはアタシだかんねっ」と言って恩着せがましくいぢめるのも楽しかろうと思うよ(あんた、サイテーだな)。

    でも・・・・昔ブログにも書いたことがあるけど
    「shokoさんて、友達に急にシバの仔犬なんか押し付けられて、まったくモー困ったなーとか言いながら結構一所懸命に世話なんかして、天寿をまっとうするまで飼って、その犬が死んだりしたら「あんないい子はいなかったっ」とか言って大泣きして、しばらくペットロス症候群でガックリしそうですよねー」
    というところがある私は、飼い犬に死なれた後の一生を泣き暮らして過ごしてしまいそうなので、やっぱり、やめとくわ(いくぢなし)。

    ま、とてもすごい運命で飼うことになってしまったらしょーがないとは思うけどね(それで死なれたら、その後一生泣き暮らすんだよ;;)、自分から積極的にワンコとの生活を考えようとは思わない。
    世界中のワンコの幸せを願ってはいるけどね。


    で、山崎まさよし氏の「あじさい」。

    山崎まさよし〜あじさい


     「...どんなことでも いつしかあなたの 微笑みに変わればいい
      どんな些細なことでも 穏やかな気持ち あげれたらいい
      なにがなくても 本当は あなたの 微笑みが戻ればいい...」

    という素敵な歌詞で描かれている「あなた」の気持ちを癒すのは、やっぱり「雑種の犬」なんだよね(熱帯魚も出てはくるけど)。

    気取らない犬種、ということもあると思うけど、きっと雑種の犬(捨て犬の代表)のように<捨てられたような気分、見捨てられたような気持ちになっているあなた>の「微笑みが戻ればいい」という意味もあるのかな、なんても、思ってしまったよ。


    ま、私にとっては
    「花は桜木、人は武士、犬は雑種」
    というお話、でしたーっ。


    ※「花は桜木 人は武士」というのは一休禅師の言葉とされていて、花なら一番は桜、人なら一番は武士といった意味あいの言葉。その後は「柱は檜 魚は鯛 小袖はもみじ 花はみよしの(「みよしの」は吉野桜のこと)」と続きます。 








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    曲目タイトル
    1.Good morning[4:04] 2.あじさい[4:29] 3.ピアノ[2:44] 4.長男[3:51] 5.ピンボール[3:37] 6.星に願いを[3:44] 7.振り向かない (prototype '94)[4:41]

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    月とキャベツ
    「はつ恋」「死者の学園祭」の篠原哲雄監督が魅せる、不思議なピュア・ラブ・ストーリー。
    彼と彼女が月に託した願い・・・・切なく、やるせない愛を奏でる夜想曲。
    どれ程の痛みなら、もう一度あなたに逢えるの。
    彼女は17歳、幸せでなければならない年頃の少女はやって来て、淋しげな名を名乗る。「ヒバナ」月光の生んだ妖精のような、少女はムーンライト・バレリーナ。
    彼は28歳、そろそろカッコつけてもいい頃だ。彼は昔、歌って売れて、夜空を仰げば誰にも見える一等星になった。そして歌えなくなった。壊れて鳴らない風琴のような、青年はベジタブル・ミュージシャン「花火(ハナビ)」。
    ハナビとヒバナ、向かい合わせの孤独が呼び合って、ひと夏きりの永遠が始まった。


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