【送料無料】平清盛の闘い [ 元木泰雄 ]

    【送料無料】平清盛の闘い [ 元木泰雄 ]
    価格:700円(税込、送料別)


    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    巨大な権勢をもって驕り、「仏敵」「悪逆非道」の汚名を着せられた平清盛。彼が真に追いもとめたものとは、何だったのか?後白河院政の否定、政敵たちへの仮借なき攻撃と断罪、強引な福原遷都計画、そして南都焼き討ち…。貴族と武士が一体化した中世国家という、新たな政治秩序の確立に邁進した足跡をつぶさに検証。波瀾に富んだ生涯と、先進的政治家としての鮮烈な実像を描きだす。従来の悪人像を覆した画期的な清盛論。

    【目次】(「BOOK」データベースより)
    序章 清盛像の変貌/第1章 王権下の清盛/第2章 後白河院との対峙/第3章 王権への挑戦/第4章 新王朝の樹立/第5章 遷都と還都/第6章 最後の闘い 猛き者清盛/終章 平氏の滅亡





    私個人は法事の続く日曜日。
    でも今週もなんとか観られました。


    本日の清盛くん。
    先週からの金の入道スタイル。老けメイクはかなり絶好調。前半はいつもの調子だったけど、後半はブレまくり。嫌われ者メイクとの相乗効果で、もはや度外視状態とはいえ今週の視聴率も気になります(と、勝手なことを)。

    他の平氏のみなさんもお変わりありません・・・というか、清盛くんに対してビビリながらも非難轟々Go!ですけどね。
    それにしてもさすが知盛(とももり)くん。病床に伏していても、枕に響く蹄の音を聞き逃しておりませんで、あっさりと以仁王(もちひとおう)さまの陰謀を看破。ちょっとスゴすぎ。

    一方、伊豆の綺麗な頼朝(よりとも)くんは、周囲の押せ押せで挙兵を決意。ただし、清盛くんと実際に戦ったことがあるのは彼だけなので、心底清盛くんの強さと恐さを知る彼がためらう演出はなかなかに納得でした。


    さて、本日のストーリーは、・・・・

    以仁王(もちひとおう)さまの平家追討の令旨は、深く静かに源氏を中心とした平家反対勢力に浸透し、がっつり戦に展開するかと思いきやあっさりと露見し、以仁王さまに味方した源頼政(みなもと・よりまさ)は宇治川で奮戦するも敗走し自害、以仁王さまも討ち死にし、これにて哀れにも「以仁王の乱」は終局。この後、清盛くんによる強引な福原遷都のため京の都は荒廃し、平氏以外の人たちの不満は募るし平氏のみんなも困惑するし、なのにまだまだブイブイ言わしている清盛くん。昔なじみの西行(さいぎょう)くんが、思い出話に引っ掛けて清盛くんを諭そうとするが、そのとき高倉上皇(たかくらじょうこう)さまが政治を摂政・基通に託したいと聞き逆上、西行くんの目の前で祇王(ぎおう)、妓女(ぎにょ)の姉妹の白拍子に仏御前(ほとけごぜん)の前で屈辱的な舞を舞わせたり、果ては仏御前まで殺そうとしたりの錯乱ぶり。そしてついに、権力の頂点に立っても、ココからの眺めは闇ばかり、といきなり壊れる。しかし、伊豆の頼朝挙兵と聞いて、なぜかスイッチが入る(どこの部分かは、視聴者からの視点ではさだかではないが)清盛くんであった・・・。



    とうとう本日は清盛くんが壊れちゃいましたが、その中で「復讐するのじゃ!」と叫ぶのはいただけなかったですねー。
    なんだよ、結局、西光(さいこう)さんが言ったとおりの「西光レベル」清盛じゃないかよ。
    復讐のためだけに覇者となったようで、清盛くんの人物像が矮小化してしまった。
    もうちょっと新しい清盛像を期待してたんだけどなー。

    だって毎週毎週「ワシの国造り」「新しき武士の都」の連発だったから期待してたんだよ、今まで聞いたこともない都市計画なんじゃないかと。とてつもなくスゴイことを考えている前代未聞の清盛、とかね。

    (このへんに隆慶一郎的視点、というか時代劇脚本的に表現するなら池田一朗的視点を期待していた私がバカだった・・・というか、そんなことあるわけないもんな、そんな最高時代劇レベルなものを今現在のテレビで観られるワケがないんだよ、時代劇はかなり前から「もはやこれまで。」状態なんだから、お目出度いぞよshokoちゃん・・・などともはや娯楽時代劇ファンでなければわからないことを書き連ね、私も錯乱状態)

    まぁいい、普通以下の時代劇を観続けてきたことは自覚していたんだから、それを思い出すことにしよう。

    頂点に立つ覇者の孤独、無明の闇は、よくある展開。若い頃を思い出し初心に帰れ、も、よくある展開。そして過去の遺産のようなしがらみからスイッチが入るのも、よくある展開。来週から、定石どおりに頑張ってくれ、清盛くん。

    今回は何度も何度も「横へ横へと広がる」国造りという表現が繰り返されていたけれども、横へ横へどこまでも広がっていく「面白き」新しい国を目指したのなら、上へ上へと登りつめたのは間違っていたということか。

    大地に足をつけて、仲間たちみんなと肩を並べて歩いていくべきだったワケね。

    上へ上へと格差をつけて差別しまくる公家社会に対して、「小さきもの、か弱きものを守る」本物の武士が庶民を統治する楽土のような都・・・それを目指してたんだからね。兎丸と決裂した時から、崩壊が始まっていたのか・・・。

    みんなと肩を並べて歩いていたなら、高みからただひとりで世界の遥か彼方までを見渡すようなことは出来なかったけれど、隣に居てくれる友や仲間や家族の姿を見失うことは無かったはずだからね・・・。
    (みんなの顔を見ながら歩き続けるうちに、高みから見たかった世界の果てに辿り着けるかもしれないしさ)



    ああ、視聴者としてのモチベーションが落ちてしまい、おまけに来週からは平家の凋落が始まるもんで、見続けるのは今さらながらに根性が要りそうな今日この頃です。はい。
    (予告編を観ると、なんかアレ水鳥の話みたいだったし・・・)


    そうそう、源頼政・仲綱(なかつな)親子の自刃は悲しかったです。
    頼政さんはまだ戦えそうだったのに自刃したのはもったいない感じがしました。
    (ただ、以仁王さまが頼政に謝っていたのは良かった。後白河法皇さまならこうはいかない・笑)

    そして息子の仲綱くんは、最期に父上の源氏武者としての勇姿を見て嬉しかったそうで、負傷した自分は足手まといにならないようにと自刃したんですが・・・・その勇姿、視聴者の私も観たかったよーっ。
    あんまり合戦シーンを端折らないで欲しいと思うよ、いつも。
    日本で唯一受信料を取っているテレビ局なんだから。(だからみんな受信料を払わないんだよ)

    それにしても『平家物語』は、自刃シーンもあっさりしていて雅だ。これが『太平記』なら、「もののふの最期をよっく見ろっ!」とか叫んでるもんな。


    ま、このドラマもそろそろラストスパート。『平家物語』の本領発揮の有名話目白押し部分へと突入するはずなので、もうちょっと我慢しようかな、私・・・・。


    はてさて、私個人的には法事も終わったのにモチベーションが落ちきった本日。今後の私はドラマを観続けられるのか観続けられないのか?
    来週は、どうなりますことやら。











    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    幻の都を完全復元。首都京都、王権都市・嵯峨、そして、京都を克服したかったもうひとつの都・福原。日本中世の首都と都市を多面的に解析。

    【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1章 平安京・京都の都市と都市民(平安京の空間構造/平安京の信仰と伝説/鴨川の治水神/中世京都の被差別民空間ー清水坂と鳥部野)/第2章 院政期京都とその周辺(白河・鳥羽と平安京の平家邸宅/六波羅・法住寺殿の復元/西八条第の考古学的検討ー平安京左京八条一坊)/第3章 「福原京」の復元研究(「福原京」に関する都城史的考察/福原遷都の混迷と挫折/「福原京」の都市構造)/第4章 中世都市嵯峨の変遷(「都市」としての中世大寺院/院政王権都市嵯峨の成立と展開/寺院境内都市嵯峨の変遷)/第5章 京都の歴史遺産とその活用(埋蔵文化財をめぐる社会システムの混迷/遺跡保存と活用の論理/京都都市遺跡の調査と保存/京都・歴史遺産の活用と世界遺産/史跡顕彰の実践)


    【送料無料】平清盛福原の夢 [ 高橋昌明 ]

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    価格:1,785円(税込、送料別)


    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    平氏系新王朝を夢見てあらゆる手段を尽くした男、清盛。なぜ福原でなければならなかったのか?『源氏物語』須磨・明石巻との相似性、六波羅幕府と鎌倉幕府成立との連続・不連続、福原の地形的意味、遷都の政治的意味と抵抗勢力との角逐など、第一人者ならではの多角的アプローチで、誰も書かなかった大いなる野望に迫る。

    【目次】(「BOOK」データベースより)
    序章 皇胤/第1章 権力への道/第2章 太政大臣から福原禅門へ/第3章 日宋貿易と徳子の入内/第4章 六波羅幕府/第5章 平氏系新王朝の誕生/第6章 福原遷都/終章 還都その後




    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。-吉原成立の秘話、徳川家康武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、大型剣豪作家初の長編小説。

    ※この本を読んだ時の衝撃は忘れられませんね。私はその頃帰省の新幹線の中(東京-岡山間)で文庫本2冊は読む人間だったのですが、この本は新幹線だけでは読みきれず、夜も必死で読み続けたにもかかわらず翌日のお昼までかかりました。それくらい今までの歴史的認識がまるで違っていました。その世界観を叩き込むために時間がかかったわけで。世界が様変わりするような、今流行りの言葉で言うと「洗脳が解ける」(笑)ような衝撃がありました。その後もこの作者の本は読み続けましたが、そのたびに小林秀雄を恨みました・・・とまた一般の人にはワケわからないことを書いてしまうよ。どの作品も、登場人物のスケールが大きく、まさに私の理想的時代劇世界でした。

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