【送料無料】仏御前への旅 [ 石田寛人 ]

    【送料無料】仏御前への旅 [ 石田寛人 ]
    価格:800円(税込、送料別)


    【目次】(「BOOK」データベースより)
    第1 小松のお旅祭り/第2 「銘刀石切仏御前」の舞台/第3 「銘刀石切仏御前」の登場人物/第4 「銘刀石切仏御前」のあらすじ/第5 「銘刀石切仏御前」のみどころ/第6 銘刀石切仏御前三段目西八条館の段全文/第7 「銘刀石切仏御前」の出演者/第8 仏御前物語・全五幕




    私個人は法事の続く日曜日。
    でも今週もなんとか観られました。


    本日の清盛くん。
    今回からは金の入道スタイル。赤は重ね着で下に一筋見えるだけになってました。さすが「頂(いただき)」に立っただけのことはある。
    先週からの老けメイクは、ちょっと暴走気味なくらい進んでますかね。
    ちょっと嫌われ者メイクだから、主人公としては人気落ちるぞ(ま、もう視聴率は度外視状態ですから気にしなくてもいいけどね・笑)。

    他の平氏のみなさんもお変わりありません。が、とうとう宗盛(むねもり)くんがふらつき始めたかな。

    一方、伊豆の綺麗な頼朝(よりとも)くんは、珍しく武芸に励んでいます、が、矢は的から大ハズレ。政子(まさこ)ちゃんから指導の声が飛んでおりました。

    かと思えば、奥州の義経(よしつね)くんは、弁慶相手に武術の天才ぶりを発揮しております。
    相手を投げ飛ばしたそのときに、相手の武器まで取り上げているのはグッドです。
    (私も合気道を習っていたときは太刀や杖(じょう)取りの稽古もしましたが、弁慶相手だと「薙刀取り」になるんだねー。それはちょっと難しそうだ・・・が、杖(じょう)取りみたいなもんだな、うん)

    そうそう、奥州の覇者、藤原秀衡(ふじわら・ひでひら)さまが再登場でしたが、さすが黄金の国奥州、狩衣は金で、ついでにその下の着物(単(ひとえ)でいいのかな?)は黒で、金&黒のスッゲー組み合わせでした。いやー、こういう色合わせはドラマでしか観られないものなので、これは楽しかったですねー。リアリティが無い、なんてヤボは言いっこナシだよ。

    ああ、それから秀衡役の京本政樹さん、この金&黒にまったく負けてなくて素晴らしいと思いました。
    前回はメイクは目張りの書き過ぎと思いましたが、今回はそうでもなかったし、・・・なんかねー、東映時代劇の大スターだった大川橋蔵(おおかわ・はしぞう)氏を、なぜか思い出しました。

    時代劇映画のメイクって、東映はみんな同じメイクをしてて、いまいちメイク的には面白くなかった(でも子供でも安心してみられるな健全さがあった)んですが、同じメイクをしていても、大川橋蔵氏は断然色っぽかったと思います。
    そういう意味で、京本氏は、どこか日本の時代劇を伝えている、って感じがしました。立派な役者さんだ、うん。

    (ああ、時代劇のメイクは、圧倒的に大映が素晴らしかったです。みんなすっごく研究してたんだろうなーと思わせるようなところがあって、それに・・・全員それぞれが色っぽかった。大映は、子供心に「観てはいけない」と思わせるようなものがありましたねー。)


    ああ、あと、私は小兎丸の衣装がいつも好きなんです。着物の柄が派手めで、でもそれが目立たなくて、なんか、カッコイイ&可愛いのね。
    本日は頭のプロテクターが、ピロッと兎耳になってたのが父親譲りでまた可愛いかった。良い良い(なんだよそれ)。

    ああ、そうだ。清盛くんを最初に虜にした姉妹の祇王(ぎおう)と妓女(ぎにょ、と名乗っていたように聞こえたが)、白拍子スタイルじゃなくて、なんか中国スタイルだったのが違和感があったなー。
    ま、あとから出てきて寵愛を欲しいままにする仏御前(ほとけごぜん)と、画面上で区別しやすくするためだったのかな。

    でもな、清盛くんの亡き母上は白拍子だったんだから、白拍子スタイルの女性に軍配が上がるのは当然だと思うよ。可愛そうな祇王・・・。


    閑話休題。

    さて、本日のストーリーは、・・・・

    日本国の権勢の頂点に立った清盛くんは、まだ二十歳の高倉天皇(たかくらてんのう)さまに譲位を迫り、孫の東宮・言仁(ときひと)ちゃんを即位させるなどやりたい放題。暴挙に近いそのやり方は、各方面からの不評を買い、特に面白くない後白河法皇(ごしらかわほうおう)さまのお子さまである以仁王(もちひとおう)さまは、周囲からの焚きつけもあって、とうとう平家打倒の令旨(りょうじ。律令制のもとで出された、皇太子・三后(太皇太后・皇太后・皇后)の命令を伝えるために出した文書)を出し、平家を追討せよと全国に号令を発した。色めき立つ源氏勢その他の者たち。一方清盛くんは、白拍子を寵愛するなど酒と女に溺れる日々を過ごしているのであった・・・・。



    本日は、清盛くん「奢る平家」の本領発揮、と言いたいところですが、それは宗盛くんが気合い入れてやってくれてましたね。
    昔の竹馬を見て、その前にお母さんの時子(ときこ)さんに「情けないっ」と呆れられてたから、あの思い出の竹馬で、一門のために皆がどんなに努力してきたかを思い出して反省するかと私なんかは思ったんですがね、本物の馬、それも名馬をいじめに出るとは・・・。

    動物をいじめるのはイカンよ。
    弁護の余地もない。滅んでもしょーがないぞ、平家。

    それにしても今回もいい味出してたのが清盛くんの義弟の時忠(ときただ)。人間の欲望など、人間的なものを誰よりも理解し肯定している彼もが、清盛くんに着いて行けないものを感じている。
    あげくに、美女をはべらし美酒に溺れる享楽の只中にあるような清盛くんを「まるで弔いのようだ」と表現する。

    清盛くんの享楽の中に退廃を見ている――哀れみすら感じながら、日本国を制覇した義兄を見つめる彼は、なかなかに面白い、というか、作者からすると使い勝手のいいキャラ、というか、使ってみたくなるキャラなんだろうな、と思いましたね。

    でも、なんか清盛くんもそれはわかっているみたいな気がしますね。
    我侭言いたい年頃なんだと、私は思いました。

    たくさんの、本当に沢山の犠牲を払って、屈辱に耐えて、やっと手に入れた頂点なのに、自分が望んだほどじゃない、もっと素敵なものであるはずなのに、なぜまだ思い通りにならないものがあるんだ? 頂点に立ったのにそれはないだろ――という感じ。

    それを、結局は酒と女でごまかす孤独な覇者、清盛くん。

    武士は寂しさを武力で埋めるもんですが、来週はそれができるのかな?
    予告だと、平家圧倒的勝利、みたいですけどね。

    (ああ、個人的な希望を書けば、源平合戦になったら、オープニングの映像は、前半の武士バージョンに戻して欲しい。平家には、やはり武士で終わって欲しいのでね。舞う公卿バージョンより、弓引く武士バージョンの方が、私は非常に好きだったから)



    はてさて、私個人的には法事の絡む日曜日。繰り返しになるけど、今後の私はドラマを観られるのか観られないのか?
    来週は、どうなりますことやら。









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    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    清盛の横暴に抵抗した女たちの物語。日本画の実力派と児童文学の新鋭が創った、美術本として大人も楽しめる、京の歴史絵本。

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    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    『新吾十番勝負』シリーズ『若さま侍捕物帖』シリーズなど、東映時代劇の黄金期をささえた不世出の美男俳優大川橋蔵の世界。没後20年記念出版。

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