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    【収録内容】
    [Disc 1]

    1.庭火(※篳篥独奏)2.縒合(※神楽笛・篳篥)3.神楽笛の「朝倉音取」4.篳篥の「朝倉音取」5.其駒〈東遊〉6.狛調子〈篳篥の六調子(唐楽)〉7.壱越調 8.平調 9.双調 10.黄鐘調 11.盤渉調 12.太食調〈唱歌〉13.篳篥の唱歌による「越天楽残楽」14.笙の唱歌による「陪臚」〈催馬楽〉15.更衣
    [Disc 2]
    1.「蘇合香」序一帖 2.「蘇莫者」~音取 3.「蘇莫者」~序 4.「蘇莫者」~破 5.「胡飲酒」~序 6.「胡飲酒」~破 7.「五常楽」~急 8.長慶子〈高麗楽〉 9.「新鳥蘇」~納序 10.「新鳥蘇」~古弾 11.「新鳥蘇」~新鳥蘇 12.「古鳥蘇」~意調子 13.「古鳥蘇」~古鳥蘇 14.「登天楽」~高麗双調音取 15.「登天楽」~登天楽
    ※の注は私が付け加えたもの。




    ちょっとブログ記事を書いたばかりに、惰性で見続けている凡庸なドラマの大河ドラマ『平清盛』だが、それなりに良い(?)影響もある。

    その第33回「清盛、五十の宴」で、宮中神楽笛曲をアレンジしたメロディを聴いてから、なんかチョビチョビと、自習にすぎないものとはいえ自宅のお部屋で神楽笛のお稽古をしてみたりしてね。

    宮中神楽は、私のような下賤の民、そして笛の稽古歴が浅い者に習えるような代物ではないが、なんか知らないが習えるだけは習えてしまったもんで、その幸運に感謝するだけだ。
    (それでもちょっとだけ、ウチの御先祖さまが桓武平氏の一族だったという噂があるんだけどさ。とは言うものの、それがひょっとして本当だとしても、私の代ともなればどこを切っても単なる平民なのは明らかなワケで;;)

    縁があったとしか言いようがない。

    私には、どうしても習えなかった楽器がある。
    何年も根気良く待ち、その楽器を用意していたにも関わらず、だ。

    何にせよ、全ては縁がなければどうしようもないということさ。


    さて、その神楽笛曲だが、ハッキリ言って難しい。
    技術的なものはもちろんだか、なんかねー、曲そのものが「別世界通信」な感じなのよ、と意味不明のことを書いてしまうよ。
    きっと、単に私が宮中神楽というものがわかっていないだけなんだろう。
    つまり、奏者としては分不相応。血筋も魂もふさわしくない感じだ。
    ブランドものを身に着けて喜んでいるに過ぎないような感じ。
    ブランドものを欲しがる趣味の無い私にとっては、ある意味で屈辱的とも言える。

    でもね、

    お稽古するのが楽しいんだからしょーがない。
    どんなにお稽古しようと、努力しようと、絶対に出来ないものなのだ。
    つまり、一生楽しく遊べるんだよね。

    笛一管で一生楽しく遊べるとは「不亦説乎<亦(また)説(よろこ)ばしからずや>」と言わずしてなんと言おう。

    こういうものに出逢えただけでも、私は幸せ者である。

    自分ちのお部屋でコッソリ吹く分には叱られないだろうと思うから、これからもコソコソとお稽古を続けよおっと。

    それにしても・・・・もうちょっと息が続くようになんないかなー、私(ため息)。



    P.S.
    ココのページで紹介したCDを揃えれば、だいたい宮中神楽はイケますかねー。ま、神楽笛に関しては、全ての神楽の音取は神楽曲の最高峰「庭火」のためにあるようなものなんで、どんなものか知りたいたいだけなら「庭火」一曲だけ聴いても良いようなもんなのですが・・・・。






    [Disc1]
    1.虚空(KOKU)~龍笛と打楽器による~ 作品74[11:52]
    2.龍笛独奏曲 一行の賦(ICHIGYO-NO-FU)[9:02]
    3.排簫のための 縹渺の響き1(HYOBYO-NO-HIBIKI 1) 作品69[7:22]
    4.光凪(HIKARINAGI)~龍笛と打物のための~[9:38]
    [Disc2]
    1.庭火(NIWABI)[14:02]
    2.蘚合香 ~序一帖~(SOKO)[20:26]
    3.陵王乱序 ~小乱声・陵王乱序~(RYOORANJO)[9:09]
    4.長保楽(CHOBORAKU) ~意調子・長保楽破・如利夜須音[16:35]



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    [Disc 1]
    1. 縒合(よりあい) 2. 阿知女作法(あじめのさほう) 3. 問籍音取(もんじゃくのねとり) 4. 榊(さかき) 5. 閑韓神(しずからがみ) 6. 早韓神(はやからかみ) 7. 於介阿知女(おけあじめ)~於介(おけ) 8. 小前張阿知女(こさいばりのあじめ) 9. 篠波(さざなみ)
    [Disc 2]
    1. 千歳(せんざい) 2. 早歌閑拍子(はやうたしずびょうし) 3. 早歌揚拍子(はやうたあげびょうし) 4. 於介(おけ) 5. 星音取(ほしのねとり) 6. 吉々利々(ききりり) 7. 朝倉音取(あさくらのねとり) 8. 朝倉(あさくら) 9. 其駒三度拍子(そのこまさんどひょうし) 10. 其駒揚拍子(そのこまあげびょうし)
    [Disc 3]
    1. 狛調子 (2'35") 2. 阿波礼 (0'28") 3. 音出 (1'20") 4. 一歌 (3'13") 5. 二歌 (5'51") 6. 駿河歌歌出 (0'44") 7. 駿河歌一段 (3'05") 8. 駿河歌二段 (4'25")
    . 加太於呂志 (1'23") 10. 阿波礼 (0'27") 11. 求子歌出 (0'28") 12. 求子歌 (4'33") 13. 大比礼歌出 (0'51") 14. 大比礼歌 (4'00") 15. 合音取 (0'59") 16. 参入音声 (3'53") 17. 揚拍子 (6'25") 18. 抜剣 (1'12") 19. 伊麻波余 (1'13") 20. 阿、阿 (0'50") 21. 退出音声 (2'56") 22. 大直日合音取(国風歌舞)  (0'41") 23. 大直日歌(国風歌舞)  (5'03")
    倭歌合音取(国風歌舞)  (0'42") 25. 倭歌(国風歌舞)  (5'30") 26. 音取 (0'50") 27. 参入音声 (2'43") 28. 歌 (7'50")
    [Disc 4]
    1. 田歌(たうた):音取(ねとり)~破(は)~急(きゅう)~答句(とおく) 2. 誄歌(るいか) 3. 伊勢海(いせのうみ) 4. 更衣(ころもがえ) 5. 席田(むしろだ) 6. 美濃山(みのやま) 7. 嘉辰(かしん) 8. 春過(はるすぎ) 9. 十方(じゅっぽう) 10. 長生殿(ちょうせいでん)

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    いつものお散歩コース。
    善通寺境内を突っ切っていると、急に懐かしい香りがした。

    昔、よく使っていたお香みたいな気がする。
    特徴のある相変わらずの甘い香り。

    香りが漂っているのは一定の範囲内なので、焚かれているのはソコしかなかった。
    聖天堂前の場所。

    線香2012/7/26-1

    線香2012/7/26-2

    香りの元はココだった。

    でも線香をあげる場所はたくさんあるのに、他からはまったく香ってこない。
    ということは、この「聖天」さまに特別に思い入れのある人があげたんだろう。

    なんか、ちゃんとした良いものの香りを楽しんでしまって、いつも「毎日あげるんだから、数が必要なんだよっ」と百均で買った安物ばかりを捧げている自分を、ちょびっと反省したのであったよ。


    商品検索で探してみたらば、スティック状態のものも赤茶色だから、きっとこのお香でアタリだと思う。
    「松栄堂」の「芳輪 堀川」。
    これを私はある石屋で知った。
    その石屋は、天然石の浄化をホワイトセージでなく、この「堀川」でやっていたのだ。

    そこのオーナーが霊感の強い人で、未来を観る力があったりして、大企業の相談役なんかをいくつもやっていた。
    その人が「これは浄化能力が高い」と太鼓判を押したものだったんだよ、このお香。

    で、お店で勧められて、私はこれの渦巻きのヤツを買って、チビチビと使っていた。

    石の浄化もしたり、時々は自分のために焚いてみたりした。
    なので、その香りを覚えていたのさ。


    気のせいだと思うが、今日は不思議にその香りの漂っている空間の光が、いつもより綺麗な気がした。
    誰にも聴こえない甘やかな音楽が、そっと静かに響いているようだった。

    こういう経験をするたびに、「香は聞くものだ」と思い、ついでに「観るもの」ではないかと思ったりする私なのであったよ。

















    私の龍笛&大篳篥

    写真は、(彼氏である)あたしの龍笛だけどさ・・・・・・。


    いやー、「本日の清盛くん(いきなりラブロマンス、だけどそんなことどうでもいいよ、家貞ぁぁぁ;;)」の記事で、

    「清盛くんの異母弟の文科系の経盛(つねもり)くんが、綺麗な狩衣を着て龍笛を上手に吹いていた(らしい。音まで聴き取れなかった)ところかな。それも朱(朱色の籐巻き)の笛だったと思ったが。
    朱の笛を選ぶところが、雅を愛するやっばり文科系なのか、君は。」

    と書いてしまったが、よくよく思い出せば、経盛くんの笛ってあの文部省唱歌『青葉の笛』の(♪聞こえしはこれか)「青葉の笛(あおばのふえ)」だったよ。


    「平家物語第九巻 敦盛」より
    ・・・くだんのふえは、おほぢ忠盛、ふえのじやうずにて、とばの院よりくだしたまはられたりしを、つねもりさうでんせられたりしを、敦盛ふえのきりやうたるによつて、もたれたりけるとかや。なをばさえだとぞまうしける。・・・
    (・・・件の笛は、祖父忠盛が笛の名手であったために、鳥羽上皇から拝領した名器でありました。経盛が相伝していたこの笛は、笛の名手である敦盛に下されていたのでした。この笛の名は小枝といいました。・・・)

    「敦盛(あつもり)」というのは、上記にあるように、経盛くんの息子さんのことで、敦盛くんは笛が上手だったので、父親の経盛くんから下された名笛を持っておりました。それが「小枝(さえだ)の笛」。別名の「青葉の笛」の方が有名です。

    で、その笛は経盛くんの前は、やはり笛の名手だった父親の忠盛(ただもり。ドラマファンの間では通称パパ盛)が所持しておりました。

    その経緯は上記の通り、笛の名手であったために鳥羽上皇から拝領したということです。

    さて、その「小枝(青葉)の笛」。
    Yahoo!知恵袋 に「平敦盛殿の青葉の笛それは何の笛なの?」と言う質問があり、そのベストアンサーが素晴らしく、そこに紹介されていたリンクを、私も引用してしまいます。


    <『再発見』「須磨寺の青葉の笛」>
    須磨寺の境内の宝物殿には「青葉の笛」がある。青葉の笛は、館の中央のガラスケースの中の黄金製ズシの中に納められている。

    笛は2本あり、1つは高麗笛で、もう1つが「青葉の笛」。前名を「小枝の笛」といったもの。青葉の笛は須磨寺のいい伝えによると、昔弘法大師が唐へ留学したときに作ったものだそうだ。不思議なことに、その笛から3本の枝と葉が、芽吹いた。非常に珍しいということで帰国後嵯峨天皇にさし上げた。時代が変わり、父から平敦盛は青葉の笛をゆずりうけたのである。

    『日本国語大辞典』によると、「弘法大師が在唐の頃、青龍寺で造った」とあります。

    で、「小枝の笛」の別名が「青葉の笛」なのかというと、一説によると

    鹿児島県霧島市にある青葉小学校その名の由来
    「青葉」の名の由来は、若くして源平の戦いで命を落とした笛の名手「平敦盛」が愛用していた「青葉の笛」によります。この笛は、青葉小校区内日枝神社境内に生息している台明竹(通称青葉竹)から作られたと伝えられています。

    だ、そうです。

    で、『平清盛』のドラマでは、朱色の笛(朱色の籐巻き)に見えたんで、須磨寺の青葉の笛のいろいろな画像を見てみたのだけれど、・・・よくわからない。

    ま、写真なんでね、赤く写ると朱笛みたいにも見えるし、私には黒の笛が朽ちた感じにも見える。
    なので、実物見ないとわからないかな。

    ま、ドラマですから。

    それに、笛の名手ともなると、それも裕福な平家の人間だと、笛を一管しか持ってないってことはないだろうしね。
    きっと何管も持ってたと思う。
    結局、お気に入りばっかり吹いていたとしても、黒の笛を持っていたなら、朱の笛だって一管くらいは持ってたでしょう。

    ま、だから、昨日放送のシーン(私はよく観られなかったけど)の笛が「小枝(青葉)の笛」だったかどうかなんて、問題にもならない・・・

    あ、でも伝承による枝は出てなかったから「小枝の笛」じゃないな(笑)。

    ま、敦盛くんが笛を吹くシーンで、枝の出てる笛を吹いているというそこまでリアリティ(?)満載の映像も、写真も、挿絵も見たことがないので、ま、あんまり気ににすることはなわけで。


    とりあえず、あの経盛くんは、伝説の「小枝(青葉)の笛」を相伝しておりました。

    と、そんなことを思いながら、これからの経盛くんの(もう無いかもしれんが)演奏シーンを楽しまなきゃいけない、ってことですね。はい。












    いつものお散歩コース。
    護国神社にお参りしようとしたら、結婚式を挙げているカップルがいた。

    花嫁さん2012/7/21-1

    なので、横っちょで簡単に御挨拶して立ち去る。
    と、花嫁さんたち一行が歩き出したら、雅楽団の演奏が始まった。

    「ああ、この曲は「五常楽急(ごじょうらく・きゅう)」
    と、わかるまでに時間がかかったのは、もう長いこと雅楽曲を耳にしていないのと、私の耳が神社演奏の生雅楽に慣れていないせいだ。

    私は雅楽曲はほとんどCDで親しんだために、雅楽の生演奏の、楽団によって違いまくる曲調に慣れていない。(というか、ゴメン、私にはそう聴こえる。私に雅楽耳がないだけなのだろうが。)

    今日だって曲を認識する前に、
    「龍笛の最初の入りの律(りつ。音程)がちょっと低い、・・・ような気がする」
    とか、考えてるんだもんな。

    ああ、いかんいかん。
    すでに雅楽(&雅楽のようなもの)から離れちゃった人間は、もう何も言う権利は無いし、演奏を評価するのは傲慢だよ、などと、反省しながら、それでも、

    「ああ、先生は、本当に「律」にうるさかった。「律」にはスゲー厳しかったな」

    と思い出し、

    「ヘラヘラ散歩しながらも、まず「律」が低いなんて言ってたら、ちょっとは先生に誉めてもらえるかもしんない・・・・なんてこともないか、やっぱり」

    などと、もはや私の世界にはほとんど無くなってしまった昔の趣味について、少しばかりくだらないことを考えた私であったよ。











    タイトル(英名):TRADITIONAL SOUND OF JAPAN `ETENRAKU` IN THREE DIFFERENT MODES
    [Disc1]
    『WORLD MUSIC COLLECTION::雅楽「越天楽」三調』/CD
    アーティスト:宮内庁式部職楽部
    曲目タイトル:
    1.平調音取[1:33]
    2.平調越天楽残楽三返[11:08]
    3.盤渉調音取[1:12]
    4.盤渉調越天楽[4:37]
    5.黄鐘調音取[1:15]
    6.黄鐘調越天楽[4:16]
    7.五常楽急 (平調)[7:16]
    8.納曽利破 (高麗壱越調)[5:48]
    9.納曽利急 (高麗壱越調)[2:50]
    10.越天楽今様[4:01]



    ネットサーフィンをしていて引っかかった言葉、「ソルフェジオ周波数」。
    それについてはこちらに書いてある。

    <壊れたDNAを修復する!? 祝福された幻の音「ソルフェジオ周波数」と「528Hz」>

    以前にも見かけた言葉だったんだけど、検索してみるといろいろなもの(本とかCDとか音叉とか動画サイトとか)が見つかって面白かった。

    知ってる人は知ってるって感じなのね。

    音はこちら(記事あり)で聴けます。

    こちらでは、いろんなのも試聴もできます。

    私の龍笛は、これに近い音が一番綺麗に響く笛だったんだけど、雅楽の音程は低めなので、ま、ちょっと違うけど、今度高めに吹いてみようかな。出るかな? 篳篥だとあいまいな音は山ほど出るんだが。ははは;;

    「洋楽と雅楽で用いられる音の周波数を比較」して下さっているブログ記事はこちら。)


    私の龍笛&大篳篥


    挑戦してみませう。ほほほ。













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    龍笛のことを書いたら、思い出したことがありまして。

    とあるブログで、天使のチャネリングメッセージが紹介されているのだけれど、それがコレ。
    「ギザのピラミッドではF#(Fシャープ)の音の共鳴が通路を開く」

    私は、ここに書かれてある事柄はよくわからないのだけれど、それでもドキッとしたのは、この「F#(Fシャープ)」のくだり。

    私が龍笛を吹いていた時、一番苦しんだのは、この西洋音階のF(ファ)に近い音でした。
    その音を高く吹いたり、低く吹いたりしなければならなかったのだけど、
    私の龍笛は、なかなか音が上がらなかったのね。
    それで、よく「律(音程)が甘い」と怒られました。

    ま、そんなことはいいんですが、難しいことはココでは書かないし、また私もよく理解していないから書けないけど、ともかく、龍笛にとって(雅楽というものにとって?)Fの音は、キーポイントになる音だったんですよ。

    それは純粋に音楽的にということもであり、また学術的にもということでもあったワケで。
    どこか、「謎の音」だったんです。
    ともかく、龍笛を習っていた頃の私にとってはそうでした。

    その音が、共鳴によって「ギザのピラミッドの通路を開く」とは。

    まぁ、普通は「なんじゃそりゃ!?」なんでしょうけども、
    私は「ああ、それくらいのパワーはあるかも」と思ったんですね、直感的に。

    でね、神楽笛にも、私が思うに(私が思ってるだけだよ)変な音があって、
    私の神楽笛は宮内庁仕様なんですが、ある音が、ちゃんと出ないんです。

    だけど伊勢神宮仕様の神楽笛は、その音がちゃんと出るんです。

    伊勢仕様のやつはバッチリ調律してあるんだけど、宮内庁仕様のやつはちゃんと調律してない(んじゃないかな?)、
    と聞いたこともあります。

    でも、宮内庁仕様のやつは、その音は、みんなそういう音になってるみたいなんです。
    って、ことはそういう調律をしてるってことになると思うんですが、よくわからないです。

    それで私は
    「ひょっとしたら、大切な儀式の時には、きちんと出してはいけない音があるのかも」
    なんて考えたりしました。

    ある時まで、ある場所では、響かせてはならない音が、あるのかもしれない、と。


    そんなことを思い出しました。


    それにしても、ホントに
    「ギザのピラミッドではF#(Fシャープ)の音の共鳴が通路を開く」
    んですかね?

    ああ、知りたいなー。











    「縒合(よりあい)」が聴けます。

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    やっぱり「庭火(にわび)」すごいです。


    2012.04.02 私だけの彼氏


    ああ、とっても焦る夢を見た。
    私の部屋に、なんかいきなり龍笛の先生が来ている、もとい、いらっしゃっているのだ。

    「え、何? ウチまで教えに来てくれて、もとい、いらっしゃったのですか!?」と、
    滅茶苦茶にパニくり、「本日はどうも」「わざわざこんなところまで」などと訳のわからないことをつぶやきながら、米つきバッタのようにお辞儀しまくるわたし。

    もはや頭の中はグルグル。

    「今日はお稽古だったっけ?」「聞いてないよ」「なんでウチに居るの、先生」「で、今日は何の曲だっけ?」「春だから双調かな? じゃ春庭楽?柳花苑?」「柳花苑、出だしの息が長いじゃん。あ、でも春庭楽は、頭取(パートのボス)だったら終わり苦しい」「あ、でも4月だから平調だっけ? そしたら越殿楽かな? あ、でも越殿楽どっちの? 平安、それとも近代?」「近代でも唱歌は、できる、だいたい。あ、後半覚え間違ってるとこあるし」「それとも全然別の曲?」「お稽古やめて随分経ってるから、楽譜変わってる、たぶん」「まったく知らない曲かよっ」「それよりずっと稽古してないから、まず音が出ないかもじゃん!!!(ついでに律(音程)絶望っ)」

    あせりながら顔を上げる私。なのに、先生はウチの部屋のこたつでくつろいでいる。
    譜面も広げてなければ、笛を前にも置いてもいない。
    分厚い手帳も、大きな革の鞄も、何も持ってない。いつものお稽古の道具類がまったくない。

    やっとこの辺で、なんだか変だと感じる私。
    先生は、なんか機嫌が良さそう(かなりの違和感)。
    それにしても、なんて私のこたつが似合わない人なんだっ(大きすぎる違和感)・・・・


    と、ここで目が覚めた。

    ああ、そうですか、と私。
    私の場合、夢に龍笛の先生が出てきた時は、それは私の所有している楽器の龍笛を意味する。
    つまり、たまには私に吹いて欲しい、と言っているのね、私の龍笛。

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    そういえばこの間、部屋の整理をしていて、龍笛をやっていた頃に勉強していた資料(楽譜や書籍や資料のコピー)がたくさん出てきて、もうこんなものは必要ないだろう、装束にしたって始末に困るし、笛だって吹かないのなら、誰かに譲って吹いてもらった方が、笛も幸せだよな、なんて思ったりしたのだ。

    でもそれは、「いやだっ」てことね。

    と、いうわけで、久々に龍笛を吹いてみた。音もあんまり伸びないし、息も続かない。
    それでもって南向きの部屋なんで、暖かいから律(音程)が高くなる。
    かなり、ひどいんでないの・・・・。

    ま、いっか。
    それでもこれからは、たまには吹こう。

    ただね、いくら田舎とはいえ、住宅地に龍笛の音は違和感ありすぎなので、気をつけないとな。
    それでも・・・

    こんな薄情な私でも、まだ好きでいてくれる龍笛が存在するもんで、
    だからまあ、大切にしないとね。

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    私だけの彼氏。












    「違和感」といえば、楽琵琶の音の非日常性と言ったら、やっぱスゴイと思います。楽筝のお稽古の時に、楽琵琶のお稽古が終わるのを外で待っていたことがあるのだけれど、その音をわりと聴き慣れていた私ですら、場所が神社内であったにも関わらず、すごい違和感を感じたことがありましたね。音が響くと「芳一、ほおいちぃぃぃ」とか声が聞こえてきそうでね(笑)。いやー、異次元の楽器ですよ、あれは。


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    【内容情報】(「BOOK」データベースより)
    日本を深く愛しつづけたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。1890年に来日以来、日本の物語や民間信仰、風習等を通して、西洋至上主義に捉われることなく日本を理解しようと務め、数多くの秀れた作品を残した。本巻は八雲の作品の中でも「耳なし芳一」「轆轤首」「雪女」等、一般に親しまれている怪談・奇談42篇を、気鋭のハーン研究者達の新訳で収録。さらに巻末にこれらの原拠30篇も翻刻した。

    【目次】(「BOOK」データベースより)
    耳なし芳一/おしどり/お貞の話/乳母桜/策略/鏡と鐘と/食人鬼/貉/轆轤首/葬られた秘密/雪女/青柳の話/十六桜/安芸之介の夢/宿世の恋/因果話/天狗の話/和解/普賢菩薩の伝説/死骸にまたがった男/菊花の約〈ちぎり〉/破られた約束/閻魔の庁で/果心居士の話/梅津忠兵衛/夢応の鯉魚/幽霊滝の伝説/茶碗の中/常識/生霊/お亀の話/蝿の話/忠五郎の話/鏡の少女/伊藤則資の話/美は記憶なり/美の悲哀/薄明の認識/破片/振袖/夜光るもの/ゴシックの恐怖




    先ほどまで観ていたNHKの大河ドラマ『平清盛』で、清盛の妻、明子(あきこ)のことを
    「琵琶のごとき女(おなご)」
    と何度も表現している台詞を聞いていた。

    「楽を奏する時の琵琶は、控えめでありながら曲全体を支える無くてはならない存在だ」
    という意味で、明子さんの素晴らしさを表現していたわけだ。

    そしてまた、私も明子さんという女性は、良妻賢母で出来すぎなくらい素晴らしい女性だとは思っていたのだけれど、
    「何か違和感があるよなー」
    と思ってしまった。スミマセン。

    それもこれも、私の中途半端な(一般的ではない)雅楽経験がイケナイのだ。


    私は以前、思いつきで龍笛(りゅうてき)を習ってしまい、ついでに神楽笛(かぐらぶえ)も習ってしまい、そのまたついでに大篳篥(おおひちりき)を習ってしまい、またまたついでに楽筝(がくそう)も習ってしまったことがあった。

    楽琵琶(がくびわ)も習えたんだが、残念ながら楽琵琶は、習う人を選ぶ。
    お金が無い奴は習えないのだ。

    楽琵琶は最低でも70万くらいはした。

    楽筝も高いけれど、本物を買わなくても稽古はできる。普通の琴に、楽筝用の絃を張り替えれば代用できるからさ。
    琴本体にしても、オークションなどなら3千円で手に入ったりした。私の場合は、もう弾かなくなった人から、部屋の隅でホコリを被ってたのを、タダで譲ってもらったしね。

    だけど楽琵琶は、何かで代用するなんてことができなかったから、本物を買うしかなかった。
    で、楽琵琶を習っている人たちや、楽琵琶部のことを誰ともなく「お金持ち倶楽部」と呼んでいたわけで・・・。

    もう、そのへんから、私の楽琵琶に対する印象に
    「控えめでつましい」
    なんてものが、微塵も無いことはおわかりいただけると思う。


    おまけに、だ。

    ま、私は楽筝を習っていても、ほとんど他の楽器と合わせたことはない。
    合わせられるほど上手な状態ではない、というのが実態であった。

    が、それでも発表会などというものに巻き込まれたこともあって、管絃に打ちもの(打楽器)で合奏なんぞさせられたことがあった。

    雅楽における糸もの(絃楽器)というのは、メロディラインというよりは、ほぼリズムのペースメーカーで打楽器的なところがあるが、その同じ糸ものということで、楽筝と楽琵琶は合わせなきゃなんない。

    で、楽琵琶と楽筝の関係というのは、私はかじったくらいだから難しいことはよくわからないけれど、とにかく楽琵琶がベン、と入ってから、その後にやっと楽筝が出しゃばってもいいことになっている。

    だから(普通の雅楽の)楽筝の弾き方は、人差し指弱く入って、次の中指とっても強く、その次の絃からだんだん弱く弾く、ということになっているのは、楽琵琶に遠慮して最初の一音は低く弾くためだと思う(これは自分で勝手にそう思ってるだけです。念のため)。

    ま、私が習っていた(一般的ではない)雅楽の弾き方はまた違っていたけれど、それでも曲の終わりは、管楽器の音がみんな消えてから、おもむろに楽琵琶がベン(時にはベンベン。その他もアリ?)とやってから、楽筝がポンと受けて終わっていた。

    とにかく、私のなけなしの雅楽経験の印象からすると、楽琵琶は控えめではなく「前へ出る」楽器だった。
    そして悲しい思い出からすると、お金持ちしか習えない、お高くとまった、まったくつつましやかではない「派手派手な」楽器だった。


    というわけで、私は
    「あんな素敵な明子さんが、(楽)琵琶みたいなおなごなわけないじゃん!」
    と思いながら、本日の本編を観て、ラストで涙したのであった・・・・。














    楽筝も結構高いよねー。私はお稽古するために、本体は普通の琴で代用したと書いたけど、絃はやはり楽筝のものにしなきゃならなくて、それが1セットで1万円くらいした。で、絃は専門家に張ってもらうのが普通なんだけれど、いろいろな事情がありまして、13絃すべてを自分で張った、ああ私はなんて向こう見ずなチャレンジャー! 一度やってみたからハッキリ言います。絃は専門家に張ってもらった方が絶対にいいですっ! ま、こっちも料金が1万円くらいかかるけどさ(ああ、さっきからみみっちい話ばっかりしてるなー;;)。でも自分でやってみると良いこともあります。初めての楽器というものは、とかく敷居が高いものだけど、自分で張ったために(普通に張った状態の)絃の律(音程)がバラバラ。で、それら絃の律を調節するために、一本の絃に対して何個も琴柱をたてるという、サバイバルな技術が発達したりしてね。ま、単に、人それを「みっともないっ!」と呼ぶ状態なだけなんだけどさ。わはははは;;



    本当に「人を選ぶ」楽器といえばコレ。雅楽器の中で最も格式が高い楽器だとされていたような気がするんだけども。ということは和楽器の中で、最も高貴な楽器ってことだよね。でもこの絃の音を最初に耳にし、曲を演奏するのを聴いた時、なぜかギリシャ音楽(古代ギリシャのハープ?)を思い出した私。なぜなんでしょ?









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